熟年でもセックスはできる!性欲減退解消法や性介護事情も解説

熟年でもセックスはできる!性欲減退解消法や性介護事情も解説

人生100年時代と言われる現代は、心や体の健康維持の方法や医療が格段に進歩したことで、高齢者と呼ばれる60歳以上でも昔より圧倒的に若さや健康を維持する人が大変多くなっています。

一方、これまでのシニアにはなかったような悩みなども新たに生まれています。

そうした悩みの一つがこれまであまり語られることのなかった、熟年・シニアと呼ばれる世代の性事情です。

近年はNHKでも熟年世代の性を取り上げる番組が放送され、大きな反響を呼びました。

現代の健康なシニア世代には、生活の質の向上(QOL・クオリティーオブライフ)のため性に関する問題の解消は大変重要です。

しかし熟年セックスの知識や、高齢でも安全に性欲減退を解消する方法などの情報はまだまだ少ないため、調べてもあまり出てきません。

そこでこの記事ではシニア世代にあった性欲減退解消法や、死別や離婚などさまざまな理由でパートナーがいなくなった場合の性衝動の解消手段などについて解説を進めていきます。

シニアの性欲減退を解消する方法

熟年世代の性とは基本的に生殖を目的としなくなるので、性に対する意識が変わります。

しかし性は生殖という目的を失っても、生活の質や生きがいや心身の健康維持にとって、年齢を問わず非常に重要な意味や役割があるのです。そのため性欲減退は解消する方法を解説していきます。

年齢とともに性機能が低下する仕組み

年齢とともに性機能が低下する仕組み

性機能や性欲をアップさせるためには、どのように性機能が減退していくかを知ることが第一歩です。

まず、性行為を行う際には3つの条件が必要です。

  • 性ホルモン
  • 性中枢
  • 外的刺激

性ホルモンは20~30代がピークですが、それ以降も死ぬまで分泌されているので無くなることはありません。

この性ホルモンの中に、脳から出る性腺刺激ホルモンというものがあります。

この性腺刺激ホルモンは性欲と密接に関わっています。

そして20代よりも50代以降のほうが血中濃度が上がる傾向にあるので、性欲自体は保たれます。

一方、外的刺激は確実に減退します。

その理由は外的刺激に直接関係する男性器が年齢とともに退行し委縮するためです。

委縮することによる影響は以下のような症状であらわれます。

  • 充血(勃起)の衰え
  • 感度、分泌物の減少
  • 反応時間の遅延
  • 海綿体への血流の減少(勃起陰茎の硬度不足)

つまり性欲自体は若い頃と比べても遜色はない反面、性的能力は衰えていくのです。

また、人生のさまざまな経験を重ねていくということが性機能の低下はもちろん、性行動を起こそうという意識自体の低下に繋がることもあります。

それらは以下のような形としてあらわれます。

  • 性行為を続けてきたことによる馴れ、マンネリ
  • 精神的な疲労
  • 性行動自体への関心の低下
  • 高齢になり収入が低下することによる経済的問題や心理的負担
  • 不摂生、生活習慣病といった生活面の問題

こうしたことが性機能の衰えや性行動への消極的意識に関係しますが、これらのほとんどは性行為ができる身体へ改善することが可能です。

ED治療薬を利用して性欲減退を解消

現代で盛んに使われる「人生の質」(QOL・クオリティーオブライフ)という言葉があります。

これは世代を問わず使われますが、もともとは終末期医療での残りの人生を充実させるために考え出された言葉です。

年齢とともに出来なくなることも色々ありますが、性行動への欲求がある限り、性行為を行うということはQOLの向上といえます。

そして加齢とともに物理的に勃起力が落ちている場合、ほとんどの患者さんに有効なのがED治療薬の服用です。

しかしED治療薬は1990年代後半に開発され、2000年代から一気に世界的にスタンダードになった治療法のため、シニア世代にはなじみがない人も多いので、その効果を疑うのもうなずけます。

そこで、まずはED治療薬について簡単に解説します。

ED治療薬は勃起できなくなった人が服用するだけで勃起力を取り戻すことができる治療薬です。

つまり特定の症状に対して効果をもたらす、れっきとした医薬品です。

シニア世代が若い頃はED(勃起不全)という言葉がなく、インポテンツや不能と呼ばれていました。

たしかにその頃は有効な治療法もあまりなかったため、勃起できなければ性行為をあきらめるしかなかった人も多い時代でした。

しかし今はED治療薬を服用すれば、一定時間で効果をもたらしてくれます。

薬が効いている間に性的な刺激を受ければ、しっかりと勃起してくれます。

もちろん性的な刺激や興奮を受けなければ、薬が効いている時間も勃起し続ける心配もありません。

こうしたED治療薬には、世界で最初に発売されたバイアグラのほか、シアリス、レビトラといった治療薬があります。

これらの効果や特徴も簡単な表にまとめて紹介します。

バイアグラ シアスマ レビトラ
有効成分 シルデナフィル タダラフィル バルデナフィル
持続性 3~5時間 24~36時間 4~10時間
硬さ とても硬い マイルド 硬い
発現時間 1時間 30~60分 15~30分
副作用 出やすい あまりない 少しある

ただしED治療薬は医薬品で、副作用があるのはもちろんのこと、服用ができない人や服用する条件として併用してはいけない薬、病気などがあります。

シニア世代となってくれば身体にいくつか調子の悪いところがあるという人も増えてきます。

そのため安心してED治療薬を服用するために、専門のクリニックで安全に処方を受けることをおすすめします。

以下からはクリニックでED治療薬を購入する方法や、そのメリットを紹介します。

ED治療薬はクリニックで購入できる

ED治療薬はクリニックで購入できる

ED治療薬を購入する場合、クリニックで診察を受け、処方箋をもらい処方を受けるというのが一般的な方法ですが、一般的な風邪などと決定的に違う点があります。

それば、ED治療薬は自由診療であるということです。

自由診療とは、命に関わらないような症状の保険が適用されない医療のことです。

このため、ED治療薬は1回の性行為に服用する1錠が1,500円~2,000円という相場になっています。

こうしたED治療薬を少しでも安く購入しようとインターネットなどを調べると、医薬品の個人輸入代行サイトという通販サイトを見つけることができるはずです。

しかし、こうした医薬品の個人輸入は、以下のような理由から大変危険です。

  • 個人輸入代行サイトで取り扱われているED治療薬は約4割が偽物というデータが報告されている
  • 海外製医薬品は正規品でも不衛生な環境で製造されていることがある
  • そもそも商品発送に対しての保証などがしっかりしておらず、医薬品が届かないこともある
  • 悪質な通販サイトで個人情報が根こそぎ読み取られるといった被害もある

対して、クリニックで購入すると以下のようなさまざまなメリットがあります。

  • 国内承認済みの正規品を取り扱っているので安心
  • 医師の診察を受けることができるので、服用時のさまざまなリスクを回避できる
  • ED治療薬やAGA治療薬を専門に扱うクリニックなら、プライバシー対策も万全である

そしてED治療薬専門クリニックなら、早漏防止効果のある医薬品や、性機能をアップさせる成分のサプリメントなども扱っている場合があります。

このため、より自分にあった性機能アップの手助けをしてもらうことができます。

経済面でも、バイアグラとシアリスには国内産のジェネリック医薬品(先発薬のように莫大な開発費がかからない後発医薬品)があります。

これらを選択すれば経済的にも医薬品代を抑えることができます。

その他の性欲減退解消法

ED治療薬が体質に合わない場合や、治療薬を使わないまでも日常で行えるトレーニングによって性欲が減退できる場合もあります。

その逆に、ED治療薬ではもはや勃起力が戻らないといった人もいます。

ここではそうしたさまざまな性欲減退解消法について解説していきます。

●運動

以前は運動をするほど性ホルモンが活発になるとされてきました。

ただ最近の研究ではトレーニングのしすぎは男性ホルモンテストステロンを減少させるという研究もされてきています。

そのため長時間の激しい運動は控え、以下のような運動を目安にしてください。

  • スロージョギング
  • ゆったりしたスクワット(10回を3セット程度)

●サプリメント

サプリメントにはセックスミネラルと呼ばれる亜鉛をはじめ、性機能アップに効果的なさまざまなサプリが販売されています。

性機能に直接働きかけるマカ、シトルリンや、性欲アップといった性中枢に働きかけるヨヒンベ、オキシトシンなどさまざまです。

ただし、これらは長期的に飲み続けてようやく効果をあらわすか、もしくは飲み続けても期待した効果が得られないこともあります。

●ED治療専門のクリニックで行われる施術や手術

まずは低衝撃波治療という衝撃波を男性器に直接あてる治療です。

これは数週間~数か月にわたり、専門の機器で低衝撃波をあてることで、男性器の毛細血管を再生し勃起力を取り戻すという治療です。

この場合、ED症状を根治できる可能性もあります。

こうした治療もできないような、男性器が湾曲している場合や血管が再生できない場合などは、海綿体に棒やポンプ式の補助具を埋める陰茎プロステーシス移植手術といった手術などいくつかの方法があります。

熟年世代の性事情

日本ではたびたび熟年世代で性行為を行うことを恥ずかしいと言われることがありますが、これは世界的な基準からすると、間違った意見です。

そこでここからは熟年世代の性事情についてデータを交え紹介していきます。

ただ結論から先に言うならば、熟年となって性行為を行うことは決しておかしいことではないということです。

熟年で性欲があるのはおかしいことではない

日本性科学会セクシュアリティ研究会の「セックスレス時代の中高年『性』白書」によると、60~70代の配偶者がいない男性の約78%が性行為への願望を持っているというデータが報告されています。

ただし、配偶者のいる60~70代の男性のうち約4割は自分の性欲に対してパートナーの性欲が落ちているとされます。

こうしたギャップから、性欲があっても性行為のきっかけが減っていくことが多いというのが事実です。

性欲に関しては以下のような報告もあります。

それは、認知症のような症状が進んだ場合、羞恥心が薄れ性欲のような本能が前面に出てくるため、パートナーに対し強引に性行為を求めるというものです。

このケースに関して、特別養護老人ホームなどでの介護士さんの体験記などでは、もともと生真面目だった人や厳格だった人ほど、軽度の認知症でも性に対する関心が強くなる傾向にある、とも報告されています。

こうしたデータから、心身ともに健康であるうちから性を抑圧せず正しく向きあうことで、更に年を経た時にも一気に解放されずに済むいうことが分かります。

熟年セックスは心と身体の健康法

性行為を我慢することは心の健康にも影響しますが、逆に定期的に性行為を行うことには心身に良いメリットがたくさんあるということを紹介していきます。

  • アンチエイジング効果

アンチエイジング効果を持つホルモンの血中濃度が高まるとされ、事実、セックスレスカップルより平均して5~7歳若く見られるというデータもある

  • 精子の質が改善される
  • 免疫強化

体内の免疫グロブリン(IgA)値がセックスレスの人より3割程度高いとされる

  • 運動効果

1度の性行為でのカロリー消費は200キロカロリーとされる(ランニングマシン15分に相当)

  • 魅力ある人間でいられる

フェロモンの放出が促進されるといわれる

  • 心臓病予防

心拍数が増加するため心臓に適度な負荷がかかる。そのため心臓病リスクをある程度抑えるといわれる

  • 抗ヒスタミン効果

花粉症や喘息とかかわる抗ヒスタミン効果が期待できるといわれる

  • 血圧やストレスのコントロール

ストレス解消効果や血圧も低くなる傾向にある

  • 関節に作用

オキシトシンとエンドルフィンが分泌され関節痛に効果が期待できる

  • 不眠解消

心地よい疲れやオキシトシンの分泌が快眠を助ける

  • 前立腺がんリスクの低減

射精回数が上がることで前立腺内の有害物質を洗浄する効果があるとされる。回数が多いほど発症リスクは低減する

熟年セックスにはリスクもある

性行為自体には心臓病や前立腺がん低減など、さまざまな良い効果が確認されていますが、性行為中のリスクも存在するのでご紹介しておきます。

それは性行為中の狭心症を持っている場合、性行為中の心筋梗塞発症リスクは、性行為を行っていない場合の2.7倍ほどになるというデータが報告されています。

また、性行為中の心室性不整脈や心臓突然死といった例もあります。

ただしこれらは慣れ親しんだパートナーとの性行為というより、過食や過度のアルコール摂取、または若い女性との婚外の性行為での事例が多いようです。

挿入だけがセックスではない

シニアに限ることではありませんが、性行為とは挿入が必ず必要というわけではありません。

若い時代に子どもが欲しいといった目的もある場合は別ですが、性的な機能の低下だけでなく、セックスに対する考え方や、パートナーとの愛情表現の変化が、性行為の形を変えていくこともあります。

挿入を義務とせず、相手とのスキンシップや心のふれあいといった行為のみを重視するのも、性行為のひとつの形です。

パートナーとの共通意識と2人が満たされる幸福な共通認識が取れるのであれば、挿入なしでも性行為は成り立ちます。

ただし、一方でも挿入を含めて性行為という意識があるならば、ED治療薬を服用して勃起力を復活させるという手段も必要です。

パートナーがいない場合の性生活

性行為とは常にパートナーがいてこそ成り立つものです。

しかしそのパートナーがいなくなる可能性は、残念ながら若い頃よりも高くなります。

熟年離婚や妻に先立たれることもある

離婚に関する調査では、年々シニア世代での離婚が増えているという調査報告があります。

熟年離婚という言葉もすっかり定着した感があります。

また、パートナーに先立たれるということも増えてきます。

このようにひとりになる理由はさまざまですが、性欲は人間がもつ自然の欲求であり、ひとりになった途端になくなるものではありません。

そしてその解消方法は自慰行為だけにはせずに、人との触れ合いを持つことで心身の健康が保たれるのもまた事実です。

このように相手がいない場合の性欲の解消手段ですが、現在ではシニア専門の風俗店や、高齢者の性介護を行う団体も存在します。

性介護とは

性介護は性欲の解消手段で、シニアの性欲解消に取り組んでいる団体も存在します。

またシニアにかぎらず、障害を持つ人など自慰行為ができない人に対し、射精介助という仕事もあります。

こうしたシニア世代の性に対する解消方法は、高齢化が更に増加していくこれからの社会にはもっと必要になってくるでしょう。

しかし、日本ではシニアの性について語られることがほとんどありません。

そのため介護施設で介護士さんが身体を触られるといったケアハラスメントが今問題になっていますが、なかなか大きく取り上げられることがありません。

このような性介護や性的サービスを受ける場合は、こちらが客であるとか、年齢が上であるといったことは別として、しっかりとマナーを守ることが非常に大切です。

熟年セックスと性欲減退解消法のまとめ

以上が熟年セックスと性欲減退解消法についての解説です。

最後に、ここまでの内容を改めて簡潔にまとめてお伝えいたします。

  • 年をとると性行為に関する性ホルモン、性中枢、外的刺激が衰えてくる
  • ただし性欲は年を経てもそれほど衰えない
  • ED治療薬を服用すれば勃起できる可能性が高い
  • ED治療薬にはバイアグラ、シアリスなど種類があり、自分に合ったものを服用できる
  • より安全に服用するにはED治療専門クリニックでの購入がよい
  • 個人輸入代行通販サイトでも購入できるが、リスクが多いのでおすすめできない
  • パートナーがいない場合は、性行為はできないが射精介助や性介護といったものもある

性行為は人間の自然な営みのひとつです。

年齢を理由にやめる必要はありません。

ただし、相手あっての行為であることが大前提です。

相手と自分の身体をいたわりつつ、いつまでも健康的な性生活を送ることができるよう、しっかりと日々身体と心の管理を行いましょう。

この記事を書いた人 桃井

ED治療歴約1年の30代。今は医者と相談して調子が悪いときだけ服用。完治に向かっている最中。

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