メンソールのタバコでEDになる!?その真相を解説!

タバコを吸う男性

「メンソールタバコを吸うと勃たなくなる」という噂を聞いたことはないでしょうか?

しかし、その話の真偽のほどを調べてみると「メンソールだからダメ」なのではなく、「タバコがダメ」なのだということがわかりました。

ではなぜ「メンソールだとEDになる」という噂ができたのか、それにも考えられる理由がありました。

ここではメンソールのタバコとEDの関係について、原因や真相を解説していきます。

タバコでEDになる原因

喫煙がEDを引き起こすことは、ED診療ガイドラインにも記載されています。このことが明確なEDの原因となっているのだということがわかります。

喫煙は、大きく分けて以下の3つの要因が重なることでEDをもたらします。

血管内皮障害

タバコの煙には、ニコチンや一酸化炭素などの4000種類以上の化学物質が含まれています。

これらが複合して作用することで、血管内では運動機能が衰えると共に以下のような症状が発現します。

  • 凝固能亢進および線溶能低下
  • 白血球と血小板が活性化、
  • 脂質過酸化亢進、
  • 接着および炎症分子の増加、
  • 平滑筋増殖

上記のような症状が発現して、動脈硬化が促進され、血栓閉塞性疾患を招いているとされています。

また、タバコの煙には1~3%の一酸化炭素が含まれています。

本来、血液中のヘモグロビンは体のすみずみに酸素を送り届ける役割を果たします。

ですが、ヘモグロビンは一酸化炭素と結びつきやすい性質を持っており、その結びつきやすさは酸素の200倍以上だと言われています。

そのため一酸化炭素があると、酸素ではなくこちらと結びついてしまうため血液の酸素運搬能力が低下し、酸素不足に陥ります。

いわゆる一酸化炭素中毒は、このようにして起こります。

一酸化炭素とヘモグロビンが結びついた場合、一酸化炭素ヘモグロビンが体内で半減するのは3~4時間程度です。

このことから、頻繁に喫煙する人は慢性的に酸素欠乏状態となっているのです。

 

頻繁に喫煙する人は血液中の赤血球量が増え、血管の動脈硬化を促進させるリスクが高いということになります。

さらに、ニコチンは強力な血管収縮作用を現わすことがわかっています。

血管収縮作用とは、血管にある「血管平滑筋」という筋肉にある受容体に結合して収縮を起こすことで、血圧を上昇させます。

このことが血小板を凝集させたり、血栓を形成させたりと言った働きに関与します。そのため、喫煙は血行を妨げ、あらゆる心血管系疾患のリスクとなるのです。

陰茎への血流障害

喫煙が血行を妨げるということは前項で触れたとおりですが、喫煙は心血管系に支障をきたし、陰茎への血流も妨げます。

そもそも勃起とは、陰茎の血管に血液が流れ込み、陰茎を構成する海綿体が血液によって充満されるという仕組みによるものです。

体の中でも、陰茎の動脈は細い方です。

そのため、全身のどの部位よりも早く血行不良が現れやすいのです。

喫煙は、心筋梗塞や脳梗塞などの重大な疾患のリスクを高めることがわかっているため、喫煙者がEDになったときは、これらの重大な疾患の可能性を考える必要があります。

ED患者の80%が喫煙者であるというデータもあります。

このことからも、喫煙が重大な生活習慣病とEDに深く関わっていることがお分かりいただけることと思います。

交感神経刺激

タバコを吸うことで、人間の体の中では交感神経が優位になります。交感神経は、体が覚醒状態にあるときに優位になる自律神経です。

ニコチンは、副腎皮脂を刺激することでカテコールアミンという物質を分泌させます。それにより、末梢の血管を収縮して血圧を上昇させ、心拍数を上げます。

タバコを吸った時のこの状態は、頭がすっきりとして快適な気分につながります。喫煙者にとってタバコが美味しいと感じるのは、この現象によるものです。

このような快感を得ることができるため、喫煙者にとって禁煙は難しいものとなるのです。

しかし交感神経が優位になっている状態というのは、結果として心血管系疾患のリスクを高めます。

「血管内皮障害」や「陰茎への血流障害」の項でも触れていますが、手足の末梢の血管は収縮しており、血流は半分程度に減っています。

このような状態が続くことは、陰茎だけでなく人体に重大な疾患をもたらす要因となるのです。

なぜメンソールのタバコを吸うとEDになると言われようになったのか

メンソールのタバコ

「メンソールのタバコを吸うとEDになる」と言われるようになった背景には、いくつかの逸話があります。
少し余談になりますが、都市伝説のように語られている噂話をご紹介します。

国内産タバコの需要を上げるためのデマ流布説

戦後の高度成長期、国産のタバコ業界は壊滅的な打撃を受けていました。当時、ブームになっていたのは外国産のメンソールタバコ。

そこで国産たばこ業界は外国産タバコの地位を貶めようと、「外国産タバコは日本人を種なしにする薬が入っている」というデマを流したというのです。

兵士たちの性機能減退を計った国家陰謀説

ベトナム戦争下において、兵士の性欲処理は深刻な問題でした。

そこでアメリカ軍は、実験的に性機能を低下させる(性欲を低減させる)薬物をタバコに入れたのです。更に、タバコの味をごまかすためにメンソールを入れたということでした。

このことについても、アメリカ軍は本当にタバコに薬物を混入させたのかどうか?真偽のほどはわかっていません。

これらのような都市伝説が元となり、「メンソールのタバコを吸うとEDになる」という噂がまかり通るようになったのだと言われています。

しかし現代ではメンソールに限らず、タバコ自体がEDを引き起こすのだということがわかっています。

勃起は血管に血液が流れ込む現象

勃起とは陰茎の血管に血液が流れ込むことで起こる現象なので、全身の血流が滞るとEDになるリスクが高まります。

喫煙は全身の血管を収縮させる行為なので、EDにならないように努めるのであれば、禁煙が最善の策だということになります。

メンソールとEDまとめ

メンソールのタバコだからEDになるという訳ではなく、タバコを吸っているとEDになるリスクが高くなるのです。

そのため、EDになるリスクを少しでも減らしたいという時は、喫煙をしない、または止めるのが一番の近道だということです。

EDの相談を受け付けているクリニックでは、禁煙の相談を受け付けているところが多くあります。

禁煙が難しいという方は、一度ご相談されてみてはいかがでしょうか。
この記事を書いた人 桃井

ED治療歴約1年の30代。今は医者と相談して調子が悪いときだけ服用。完治に向かっている最中。

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