スイカに含まれる「シトルリン」の効果とは?

スイカに含まれる「シトルリン」の効果とは?

夏になると食卓に現れるスイカ。冷えたスイカはまさに夏の味です。

夏に食べる果物ぐらいに思っていたスイカですが、なんとED治療薬のバイアグラと同じ働きがあるという発見がされました。

それはスイカに含まれる「シトルリン」という成分が関係しています。

シトルリンの効果とはどんなものなのでしょうか?このページではシトルリンの働きについて、解説していきます。

シトルリンとはどんな成分?

スイカに含まれる成分シトルリン(L-シトルリン)は、アミノ酸の一種です。

アミノ酸はタンパク質を構成する成分で、筋肉や血液、内臓、髪の毛、爪など人間の体を作る上で欠かせないものです。

しかしシトルリンはタンパク質の構成には関わらない「遊離アミノ酸」に属しています。

アミノ酸は肉や魚、大豆などのタンパク質から摂取しますが、シトルリンは野菜(主に瓜類)から摂取します。

シトルリンはタンパク質の構成に関わらない代わりに、他の働きで体の健康を維持しています。

米テキサスA&M大学の野菜果物改良研究所の研究によると、スイカに含まれる成分「シトルリン」に、血管拡張作用がある事が発見されました。

さらにシトルリンには、アルギニンの生成にも関わっています。

アルギニンとシトルリンの関係

シトルリンが注目されるきっかけは、アルギニンとの関係が発見された事です。

アルギニンはアミノ酸の一種で、疲労回復や成長ホルモンの分泌を促す働きがあります。

このアルギニンには、シトルリンと共に血管拡張作用のあるNO(一酸化窒素)を活性化させる働きもあります。

NOの量が増えることで体全体が血行促進され、栄養が運ばれ老廃物の排出し、体の免疫力を高めます。血行促進は勃起をする上でも必要な働きです。

さらにアルギニンには、精子の量を増やし精子の運動量を向上させる働きがあります。

不妊でお悩みの男性や性生活を充実させたい方は、積極的にスイカを摂取すると良いでしょう。

シトルリンにはもう一つアルギニンを合成する働きがあります。

男性は40歳を過ぎるとアルギニンを合成するのが難しくなるため、摂取しなければなりません。

その際、アルギニンを直接摂取するより、シトルリンを接触的に摂取した方が、血中のアルギニンの濃度が高いと言われています。

このような働きから、シトルリンは「スーパーアミノ酸」と呼ばれています。

シトルリンとバイアグラの似ている働きとは?

シトルリンとバイアグラの似ている働きとは?

シトルリンの含まれるスイカは「食べるバイアグラ」と呼ばれるほどなので、その働きには似ている部分があります。

その似ている働きとは、血管拡張作用です。

バイアグラには勃起をサポートする働きがありますが、勃起には大量の血液が必要となります。

脳が性的刺激を受けると、陰茎に勃起を促す信号が送られます。

すると陰茎内の血管が拡張し緩むことで、陰茎に大量の血液が集まり勃起が維持されます。

射精後や性的刺激が無くなると血管は収縮し、集まっていた血液が無くなることで勃起が治まります。

バイアグラは、血管の収縮を促す酵素(PDE-5)の働きを阻害する薬です。EDの症状の方は、血中にPDE-5が多いため勃起がしにくい状態です。PDE-5の働きを抑えることで、血管が拡張し勃起がしやすくなります。

シトルリンの場合は、アルギニンを活性化させ、血管を拡張させる働きのNOの合成を促し血管を拡張させます。

シトルリンは陰茎以外に体全体へも働くため、EDだけに特化した働きはありません。つまり、実際にEDでお悩みの方は、スイカを食べるだけでは改善の効果は得られにくいと言えます。

バイアグラの効果や副作用を徹底解説

併用は可能?

バイアグラなどのED治療薬もシトルリンも、どちらも血管拡張効果があります。

そのため併用すると血流が良くなりすぎて、血圧が下がり過ぎてしまうのでは?と心配される方もいるかも知れません。

しかしシトルリンは医薬品ではありません。強い作用や副作用も無いので、ED治療薬と併用しても問題はないです。

むしろED治療薬であまり効果が得られないと感じる方が併用すれば、血管拡張作用のサポートとなります。

シトルリンが多く含まれている食べ物

シトルリンが多く含まれている食べ物

シトルリンはスイカに多く含まれていますが、その他の植物にも含まれています。1日の摂取量の目安は800㎎とされています。

食品名 100gあたりのシトルリンの量 シトルリン800㎎相当の目安
スイカ 180㎎ 1/7個
メロン 50㎎ 1.3個
冬瓜 18㎎ 3.8個
きゅうり 9.6㎎ 56.5本
苦瓜(ゴーヤ) 16㎎ 24.2本
ヘチマ 57㎎ 7.7本
クコの実 34㎎ 2.3㎏
ニンニク 3.9㎎ 290個
出典:
公益社団法人日本生化学会

表を見ると分かりますが、摂取で最も現実的な量はスイカなのが分かります。

果肉と果皮に多く含まれている

シトルリンはスイカの中でも、果肉(赤い部分)にも含まれていますが、実は果皮(スイカの外側の白い部分)に最も多く含まれています。

スイカの皮の部分は味がしないので食べにくいですが、元気になりたい方は少しでも白い部分を食べてみてください。

食べやすい方法としては、油で炒めたり、冬瓜のようにスープや煮物、中華風の漬物などがおススメなのでそちらも是非お試しください。

古くからスイカは利用されてきた

古くからスイカは利用されてきた
画像引用:
DNA from mummy's tomb reveals ancient Egyptian origins of watermelon

スイカの歴史は古く、古代エジプトで栽培されていた記録が残っていたり、中国ではスイカの種や果肉が、漢方薬や中華料理の材料として使われています。

日本でも民間療法としてスイカが利用されてきました。主な効能は以下のものです。

  • 熱中症の予防

スイカは全体の90%が水分で、残りの部分は糖分やミネラル(カリウム・マグネシウム・カルシウム)が含まれています。これに少しの塩をかけて食べれば、ほぼスポーツドリンクと同じものになります。熱中症の予防には、水分補給が必要です。スイカは水分補給には持ってこいの食べ物です。

  • むくみの改善

スイカに含まれるシトルリンの血行促進の働きにより、むくみの改善が期待できます。むくみは血流が低下することで、水分が溜まることで起こる症状です。

  • アンチエイジング

スイカに含まれるリコピンの働きにより、細胞を老化させる活性酸素を除去する働きがあります。老化を防止することで、内臓や血管、肌を若く保ちます。リコピンはトマトに含まれる成分として知られていますが、実はスイカにはトマトの1

.5倍多く含まれています。
  • 高血圧や動脈硬化の予防

スイカに含まれるカリウムには、体内の塩分を尿と共に排出させる働きがあります。塩分の摂り過ぎは血管にダメージを与え、血圧の上昇や動脈硬化の原因となります。

過酷な状況を生きたスイカの祖先

スイカの様々な有効な働きには、その”生い立ち”に理由があります。

スイカは、南アフリカのカラハリ砂漠が原産の植物です。植物は砂漠のような水が少なく、紫外線にさらされる過酷な環境では、育つのが難しいものです。

しかしスイカの原種は、シトルリンを始めとした成分を溜めこむことで、外部からの強いストレスやダメージから身を守り適応できるようになりました。

品種改良され美味しく食べられるようになったスイカにも、原種と同じストレスに強い遺伝子があるため、シトルリンなどの成分があるという訳です。

驚きなのが、スイカの原種であるカラハリスイカは収穫してから3年経っても、内部の水分を保持し続けると言われています。

スイカだけでは改善されないEDもある

スイカは男性機能を高める他にも、体にとっていいことが多いとお判り頂けたでしょうか?

アンチエイジングやむくみ解消の働きもあるため、女性も積極的にスイカを摂るといいでしょう。

さらに、スイカは女性が食べても性生活の満足度が高まります。

シトルリンの血行促進の働きにより、性的感度が高まり満足のいく性行為に繋がります。元気になりたい男性女性は、是非スイカをお試しください。

しかし現在EDの症状が出ている場合は、スイカを食べただけではすぐにEDが改善されるとは限りません。

スイカに含まれるシトルリンは血管拡張作用により血行促進の働きはありますが、EDの原因は血管だけではありません。

精神的な理由や神経の伝達が上手くいかないなど、EDの原因は他にもあります。

EDの症状がある方は「とりあえずスイカをたくさん食べてみよう」とは考えずに、まずは専門クリニックに相談し、EDの症状を診察してもらいましょう。

スイカは血行促進に良いため、治療を行っている間も積極的に食べることをおススメします。

この記事を書いた人 コーイチ

たまにEDのような症状になる。ED治療薬を始め、早漏防止薬なども色々お試し中の20代。

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