髪の毛の静電気の原因と対策方法まとめ

静電気

「パチッ」と音を立てて発生する静電気は不快なだけでなく、髪がまとまらなかったりパサついたりする原因でもあります。

特に冬の女性には多いトラブルとして、多くの方が髪の毛の静電気には悩んでいます。

このページではそんな悩ましい静電気が起きる原因や対策方法、NG行動をわかりやすく説明しています。

静電気の原因

髪の静電気対策を説明する前に、静電気が起こる原因を簡単に知っておきましょう。

私たちの身の回りにあるすべてのものは、プラスとマイナスの電気を帯びています。

静電気の原因

通常はこのプラスとマイナスの電気の数はバランスが取れていますが、異なる物体同士が擦れるなどした際に、物体の間でマイナスの電気が移動してしまうことがあります。

このようなプラスとマイナスの電気のバランスが悪い状態を静電気と呼びます。

そしてマイナスの電気は、プラスの電気にくっつこうとする性質があります。

このため、プラスとマイナスのバランスが崩れた物体同士が近づくと、プラスの電気を多く持つ物体にマイナスの電気が流れる、放電が起こります。

この放電が日常生活の中でよく静電気と呼ばれる現象ですが、正確にはこの現象は静電気による放電と言います。

また、電気の性質として、プラスとプラス、マイナスとマイナス同士は反発し合うというものもあります。

静電気によって髪の毛がまとまらなかったりするのは、このような電気の性質によるためです。

詳しくは後述しますが、空気の乾燥する冬は特に静電気が起きやすくなります。

また、体質や体調によっても静電気の発生しやすさがあり、乾燥や体内の酸化によって静電気が起こりやすくなるとも言われています。

今日からできる静電気対策

静電気は、プラスとマイナスの電気のバランスが崩れた物体同士が近づいたときに起きる放電であり、空気が乾燥する冬に特に起きやすいということは前述しました。

原因がわかれば対策が可能です。

静電気の対策は今すぐに効果があるようなものもあれば、継続することで効果が期待できるようなものまで豊富にあります。

いずれも難しいものはないので、しっかり覚えて、冬の静電気対策として役立ててみてはいかがでしょうか。

部屋を加湿する

部屋を加湿する

静電気の対策としてまず挙げられるのが、部屋を加湿することです。

静電気は湿度が20%以下の状態で発生しやすくなるので、湿度が20%を切らないように湿度計を用意するか、湿度計機能のある加湿器を用意すると良いでしょう。

水は電気を通しやすいため、空気が適度に湿っている状態であれば、身体に帯電したマイナスの電気は空気中に自然に放電され、ものに触れたときの静電気が起こりにくくなります。

乾燥によって静電気が起こりやすくなるのは、帯電したマイナスの電気が、空気中の水分に自然放電を行いにくくなるからです。

服の素材を気にする

服の素材を気にする

静電気は異なる素材同士が擦れるなどすると発生するため、衣服の素材にも気をつける必要があります。

衣服の素材にはプラスに帯電しやすいものとマイナスに帯電しやすいものがあり、この両者を組み合わせたコーディネートは静電気が発生しやすくなります。

例えば、セーターなどに使われるウールはプラスに帯電しやすい素材であり、フリースなどに使われるポリエステルはマイナスに帯電しやすい素材です。

このため、ウールのセーターに裏地がポリエステルのコートのようなコーディネートは、静電気が発生しやすいコーディネートであると言えます。

同じように、ナイロンはプラスに帯電しやすくアクリルはマイナスに帯電しやすいため、ナイロンのジャケットにアクリルのセーターのようなコーディネートも静電気が起こりやすくなります。

逆に、ナイロンとウールなど、同じ極性に帯電しやすい素材同士の組み合わせであれば静電気を起こりにくくすることができます。

また、絹、綿、麻などの素材はプラスにもマイナスにも帯電しにくいためにこれらの素材の衣類を中心にしたコーディネートを行うことでも静電気を起こりにくくすることができます。

髪が長い人は衣服が起こす静電気の影響を受けやすいので、服の素材にも気をつけるようにしましょう。

プラスに帯電しやすい素材

  • ナイロン
  • ウール
  • レーヨン

マイナスに帯電しやすい素材

  • アクリル
  • ポリエステル
  • アセテート

帯電しにくい素材

  • 綿

ヘアケアを正しく行う

髪の静電気を防ぐには、普段からのお手入れ(ヘアケア)も大切です。

乾燥して傷んだ髪同士が擦れあうと静電気は発生しやすくなります。このために、髪の静電気を防ぐには髪の保湿を十分に行う必要があります。

まず、シャンプーは洗浄力の強すぎるものを使ってしまうと、髪に必要な油分まで落としてしまい、髪が乾燥しやすくなります。

アミノ酸系シャンプーなど、マイルドな洗浄力のものを選ぶのがよいでしょう。 また、コンディショナートリートメントを使い、髪に栄養と潤いを与えておくのも乾燥対策には有効です。

最近ではより高い保湿力を持つ洗い流さないタイプのトリートメントなどもあるので、髪質や乾燥の度合いに応じて最適なものを選ぶようにしましょう。

洗い流さないタイプのトリートメントは、スプレーボトルに水と少量のコンディショナーを入れてよく振って混ぜ合わせれば簡単に作ることもできます。

コンディショナーの量は多いとベタつきやすくなるので、少なめにするのがコツです。

その他にも、ヘアオイルやつげ櫛を使ったお手入れなどで髪の乾燥を防ぐことができます。

もともと静電気が起きにくいつげ櫛ですが、椿油を染み込ませておけば髪をとかすたびに保湿効果を得ることもできます。

ドライヤーを変える

髪の静電気を抑えるには普段から使っているドライヤーを見直すことも大切です。

人間の髪の毛はプラスに帯電しやすい性質を持っています。

空気中の水分はマイナスの電気を帯びていますが、空気中の水分が少なく乾燥している冬は、プラスに帯電した髪の毛同士が反発することで髪が広がったりまとまりにくくなります。

このような問題を解决するために有効なドライヤーがマイナスイオンドライヤーです。

マイナスイオンドライヤーは微粒子レベルの大きさのマイナスイオンを吹き付けることで、プラスに帯電した髪を電気的に中和し、同時に水分を浸透させることができます。

普段使用しているドライヤーがマイナスイオンドライヤーでない場合は、マイナスイオンドライヤーに変えるだけでも有効な静電気対策になります。

今すぐにドライヤーを買い替えることが難しい場合でも、ドライヤーの使い方を見直すことで髪の静電気は軽減できます。

髪の最も外側の部分はキューティクルという、うろこ状の層に覆われています。このキューティクルが存在することで髪は艶を持ち、潤いを閉じ込めることができます。

このうろこ状のキューティクルは下向きについているので、ドライヤーを当てるときはキューティクルを逆立てないように、必ず頭の上の方から下に向けて風を当てるようにしましょう。

手ぐしでとかしながらドライヤーの風をあてることで、より髪の艶を保つことができます。

あまり高温の風を長時間当てるのもの、髪の水分を奪い静電気の原因となってしまうのでよくありません。

ドライヤーは温度よりも風量で髪を乾かすようなイメージで行いましょう。
普段から高めの温度設定でドライヤーを使用している場合は注意が必要です。

水分補給をこまめに行う

水分補給をこまめに行う

髪の静電気が起きやすい人は、体全体がプラスに帯電しやすい静電気体質になっている場合があります。

このような状態を改善するためには、日頃から体に水分を補給することが大切です。

体が乾燥した状態では、体に帯電したプラスの電気は上手く放電されないため、静電気が起こりやすい静電気体質になってしまいます。

一方、体の水分が十分に足りていれば、体に帯電したプラスの電気は肌の表面の水分を通して自然に放電され、静電気は起こりにくくなります。

体に水分を補給するためには、まずは十分な水を飲むことです。

1日の理想的な水の摂取量は2.5~3.5リットルが目安と言われていますが、慣れていない人がいきなり行うのは難しいかもしれません。

そのような場合でも、毎朝コップ1杯の水を飲むことから始めてみましょう。
就寝中の発汗などもあり、朝は体が乾いている状態です。
そのようなときに水分を摂取することは体の水分バランスを適切に保つために重要なのです。

お茶やコーヒーなどでもいいのでは、と考える方もいるかも知れませんが、利尿作用のあるお茶やコーヒーは、水分を摂取したつもりが逆に水分不足を招いてしまう可能性もあります。

水分補給としては、利尿作用のない水を飲むのが正解です。

また、入浴も静電気対策として有効です。

体全体がお湯に浸かる入浴は、体に帯電したプラスの電気を水中に放電できるので、シャワーだけで済ましてしまうよりも、静電気を起きにくくすることができます。

髪に良い栄養素をとる

栄養が不足している状態の髪は、髪の表面を覆って保護しているキューティクルが開き、水分が流出し、乾燥しやすくなります。

前述しているように、乾燥した髪は静電気を起こしやすい状態です。

つまり、髪の静電気を防ぐには、髪の水分が失われないよう髪に十分な栄養を与えてあげることも大切になります。

コンディショナーやトリートメントにも髪に栄養を与える効果がありますが、それらはあくまでも補助的なものです。

髪に十分な栄養を与えるために、まずは普段からの食事の内容を意識しましょう。

髪の静電気を防ぐために積極的に摂りたい栄養素は、「タンパク質」と「亜鉛」です。

  • タンパク質・・・卵黄、鶏むね肉、鶏ささみ肉、サーモンなど
  • 亜鉛・・・牡蠣、豚レバー、牛肉、チーズなど

まず、髪の毛はケラチンというタンパク質からできているので、普段の食事ではタンパク質が不足しないようにすることがなによりも大切です。

卵黄や鶏むね肉、ささみ肉、サーモンなどの高タンパクな食材は積極的に食べるようにしましょう。

また、髪のケラチンを合成するのには亜鉛というミネラルが必要になるため、亜鉛が不足しないように意識することも重要です。
特に日本人は亜鉛が不足しやすいため、牡蠣や豚レバー、牛肉、チーズなど亜鉛を豊富に含む食材を把握し、普段から取り入れるようにしましょう。

このように髪の乾燥を防ぐためには食事の栄養素を意識することが大切ですが、サプリメントを使用するのも効果的です。

なかでもおすすめなのは「パントガール」と「ルグゼバイブ」の2種類です。

これらは本来女性の薄毛改善用のサプリメントですが、Lシステインというアミノ酸や、成長因子などを豊富に含んだサプリメントであるため、基礎的な髪の栄養補給としても適しています。

これらのサプリメントは現在は海外通販で購入することもできますが、確実な正規品を扱うクリニックでの購入がおすすめです。

運動する

運動する

一見関係がないように思うかもしれませんが、適度な運動を行うことも、静電気を防ぐ方法の1つです。

運動不足によって血流が悪化していると、体は活性簡素による酸化が進みます。

この酸化した状態の体は、イオンバランスが崩れることで血液などがプラスの電気に偏り、静電気を起こしやすくなってしまいます。

適度な運動によって血流を良くし、体の酸化を抑えることで静電気の予防にも繋がります。
また、運動による発汗は、皮脂膜の形成による保湿の効果や、体に帯電したプラスの電気の放電を促すなどの効果があります。

あまりハードな運動を行なって疲労やストレスを溜めてしまうと、体のイオンバランスが崩れプラスの電気を帯電しやすくなってしまうので逆効果になってしまいます。

静電気の対策として行う運動は、ジョギングやウォーキングなどの負荷の軽いものがおすすめです。

筋力トレーニングなどの基礎代謝を上げる運動との組み合わせも、肌の表面に皮脂膜が作られやすくなるため、静電気の対策になります。

静電気が起きやすくなるNG行動とは?

静電気が起きやすくなるNG行動とは

今日から簡単に行える静電気対策を説明してきましたが、それとは反対に静電気が起こりやすくなってしまう習慣や行動もあります。

ここでは静電気が起こりやすくなってしまう3つのNG行動を説明していますが、普段の生活で知らずのうちににこれらの行動をしていないか、確認してみましょう。

自然乾燥させる

シャンプー後の髪を自然乾燥で乾かしてしまうのは、静電気を発生させやすくする習慣です。

シャンプーを行なった直後の濡れた髪は、表面のキューティクルが開いた状態ですが、ドライヤーには開いたキューティクルを閉じる効果があります。

自然乾燥を行なってしまうと、髪のキューティクルが開いたまま乾燥してしまうので、髪から水分や栄養が抜けて乾燥した髪質になり、静電気が発生しやすくなります。

「ドライヤーを使用したほうが髪が乾燥しそうで・・・」と自然乾燥を行なっている人もいますが、ドライヤーによる乾燥以上に、自然乾燥の方が髪にとっては悪影響を与えてしまいます。

シャンプーの洗浄力が強すぎる

髪に静電気が起こりやすい場合は、普段使っているシャンプーが合っていない可能性もあります。

洗浄力の強すぎるシャンプーは髪に必要な油分まで落としてしまい、髪の乾燥の原因になってしまいます。

特に高級アルコール系シャンプーと呼ばれる、石油系合成界面活性剤が使用されたシャンプーは、洗浄力、脱脂力ともに非常に強いために注意が必要です。

同様に、石鹸系のシャンプーも非常に洗浄力が強いので注意が必要です。

皮脂の量が多い人であればまだ良いのですが、皮脂の量が少なく頭皮が乾燥気味の人がこのような洗浄力の強いシャンプーを使ってしまうと、髪の乾燥を一層進め、静電気の原因となってしまいます。

市販されているシャンプーのおよそ9割は石油系あるいは石鹸系の界面活性剤を使用しているものなので、自分に合っていないシャンプーを知らずに使ってしまい、静電気に悩んでいるという人は多くいます。

高温のドライヤーやアイロンを多用

自然乾燥は髪にとっても悪いため、ドライヤーを使用するべき旨は説明しました。

しかし、高温の風を直接髪に当てるドライヤーも少なからず髪を乾燥させてしまうので、温度や時間には注意が必要です。

ドライヤーによる熱は髪のタンパク質を変性させますが、この過程では髪の水分も失われてしまいます

高温のドライヤーを長時間同じ箇所に当てるような髪の乾かし方は、髪の乾燥を招いてしまうのです。
美容室などではドライヤーを小刻みに振りながら当ててくれることがありますが、これは同じ箇所に高温のドライヤーを当て続けて髪が乾燥するのを避けるための技術です。

高温のドライヤーと同じく、髪に高温を与えてカールやストレートヘアを作るコテやヘアアイロンも、髪の水分を奪い乾燥させてしまいます。

特にコテやヘアアイロンは熱によるタンパク質の変性と同時にキューティクルへのダメージも発生するので、頻繁な使用は髪を乾燥させ、静電気の原因となってしまいます。

髪の毛の静電気についてまとめ

冬には特に多い髪のトラブルでもある、静電気の原因や対策について説明してきましたがいかがでしたでしょうか。

内容をまとめると以下のようになります。

  • 静電気は髪や体にプラスの電気が帯電して起こる
  • 乾燥を防ぐことで静電気は対策できる
  • 服の素材にも気をつける
  • シャンプーを見直すなどヘアケアにも注意が必要
  • 髪の自然乾燥は静電気を起こしやすくしてしまう

プラスの電気が髪や体の帯電して起こる静電気は、乾燥対策を行うことや服の素材に注意することで軽減ができます。

同時に、髪質に合わない洗浄力の強すぎるシャンプーを使っていたり、髪の自然乾燥、高温のドライヤーを長時間当て続けるなどの習慣や行動も静電気を起こしやすくするので、改める必要があります。

静電気は不快なものですが、静電気が起きるということは髪の状態が良くないと言うことでもあります。
普段からのヘアケアや習慣などをもう一度見直し、静電気が起こらないような髪質を目指しましょう。

この記事を書いた人 みっちゃん

産後脱毛を経験してから薄毛に敏感になった一児のママ。若い頃よりもボリュームが減ってるため生活習慣から栄養までこだわるようになった。

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