子供が薄毛の方必見!将来は大丈夫?

子供の薄毛イメージ

お子さんを持つお父さん・お母さんは、つい自分の子供と他の子供を比べて「うちの子は薄毛だけど大丈夫かな…」と心配になる方もいると思います。

小さい頃の薄毛は珍しくはありませんが、
「普段から抜け毛が多い」
「髪の毛のボリュームが無い、地肌が見える…」
「これって将来的に大丈夫なの?」
こんな症状が続くと、不安が強くなってしまうものです。

こちらでは子供の薄毛について、薄毛の原因となる疾患、どんな病院に行くべきかなどについて解説しています。

子供の薄毛は将来に影響ない

子供の髪の毛が少し薄いぐらいでは、特に心配する必要はありません。

生後半年ほどは「新生児脱毛」になる時期です。生まれてから生え始める髪の毛が生えては抜けるを繰り返します。

2歳~3歳になると、個人差が現れ始め、髪の毛にも当てはまります。髪の毛が細くボリュームが少なく見える「猫っ毛」の子や、1本の髪の毛が太いため毛量が多く見える子もいます。

一般的に、ある程度しっかりした髪の毛が生えるのは、4~5歳ごろと言われています。

ちょっと心配かも知れませんが、子供に不安が伝わってしまうので、あまり髪の毛が薄いと伝えないよう、どっしりと構えて様子を見てください。

大人に近いしっかりした髪の毛が生えそろうのは、第二次成長期になる小学生後半から中学生です。

スカルプケアやヘアチェックなどが正しく行えるようになるのは、高校生になってからです。

成長の途中の段階では、育毛シャンプーやヘアケアなど必要ありません。

注意すべき子供の薄毛

注意すべき子供の薄毛

基本的に髪が薄いだけであれば、時間の経過と共にしっかりした髪の毛が生えて来るので問題はありません。

しかし、「1日100本以上の大量の抜け毛」や「脱毛の量が増加」、「急激にボリュームが落ち、薄くなるのが分かる」場合では、別の原因で起こる薄毛かも知れません。

円形脱毛症

男女年齢を問わず、未だはっきりとした理由が無いと言われている円形脱毛症。

ストレス抱えた大人が発症するイメージがありますが、実は15歳以下の未成年に多い症状と言われています。その割合は、円形脱毛症の患者全体の4分の1程になります。

子供の場合の円形脱毛症は、以下の原因があります。

  • アトピーや花粉症などのアレルギー体質
  • 体調を崩した後
  • ウィルスや病原菌
  • プレッシャーやストレス

円形脱毛症は自己免疫疾患の1つです。

体内に入ってきた病原体や異物を排除する役割の免疫(リンパ球)が過剰に働き、その結果、体の細胞組織を攻撃することで起こる症状です。円形脱毛症の場合は、リンパ球がなぜか頭皮の毛根を攻撃し、髪の毛が生えないようにするものです。

原因はいろいろありますがハッキリとはしておらず、症状が現れるタイミングも不明となっています。

症状は子供でも大人でもあまり違いは無く、性別、年齢は関係無く以下の症状が現れます。

円形脱毛症の種類
  • 単発型・多発型(通常型円形脱毛症)

単発型は頭部に1~2箇所、髪の毛がまとめて抜ける症状です。
多発型は頭部に複数個所、同時に髪の毛が抜ける症状です。
1度回復しても再発する場合が多い症状です。

  • 全頭脱毛症
多発型の脱毛症がさらに進行し、頭皮全体に脱毛が起こる症状です。
  • 汎用性脱毛症

頭部だけでなく、眉毛、まつ毛、陰毛など、全身の体毛が抜ける症状です。

  • 蛇行状脱毛症

側頭部から後頭部にかけての生え際部分に脱毛が起こる症状です。

単発型であれば、自然に治る傾向にあります。
多発型、全頭、汎用性、蛇行状の円形脱毛症の場合、改善まで時間がかかり、再発も多く難しい治療になる事が多いと言われています。

円形脱毛症の改善方法

円形脱毛症には以下の改善方法があります。

  • ステロイド外用薬

ステロイドの作用によりリンパ球の免疫機能を抑えます。内服薬もありますが、子供には使用できません。

  • 抗アレルギー薬

アトピーや鼻炎などアレルギーが原因の場合、抗アレルギー薬が使用されます。

  • 局所免疫療法・紫外線療法

多発型や全頭脱毛症の場合、より効果の高い局所免疫療法や紫外線療法が有効とされます。

  • 医療用ウィッグ

脱毛している面積が広い場合は、改善まで時間がかかるため、医療用ウィッグも使用されます。子供の場合、人目が気になったり、冷やかされる対象ともなるため、普段通りの生活を送るためにもウィッグは役立ちます。

これらは全て対処療法です。
円形脱毛症は、発症のタイミングや原因がハッキリと分かっていないため、予防方法や画期的な治療法がありません。

友達や周りの知人、学校の先生などに理解を得る事で、両親や子供の心のケアを行うのも必要な療法です。

抜毛症

抜毛症

抜毛症とは、自分で髪の毛を抜いてしまう、または毛をむしり取る症状で、明らかに周りから分かるほどの脱毛跡が見えるようになります。精神障害の一種です。

入学などの環境の変化、受験のプレッシャー、両親の無関心または過干渉などにより、溜めこんだストレスや抑圧された感情が原因となり、自らの髪の毛や体毛を抜く行為として現れます。

髪の毛を抜くことで精神的に落ち着いたり、緊張感や満足感、快感を伴うため、罪悪感が有りながらも止められず繰り返してしまうのが特徴です。

イライラすると爪を噛んだり髪をいじる癖や行為が出ますが、これが深刻化すると抜毛症となり、心療科で治療が必要になる場合もあります。

利き腕側の前頭部や襟足など、手の届きやすい場所に脱毛跡ができやすく、髪の毛以外にも、眉毛やもみあげなど、他の体毛を抜く行為も抜毛症の症状です。

抜いた髪の毛を自分で食べてしまう、食毛症を併発する場合があります。

男性より圧倒的に女性に多く見られ、その割合は10対1で女性が多いのが特徴です。

抜毛症の改善方法

抜毛症には以下の治療法があります。

  • 局所ステロイド・水酸化塩酸塩
  • 抗精神病薬・SSRI(選択的セロトニン再取り込み阻害剤)
  • 環境改善・行動療法

ステロイドと水酸化塩酸塩は、頭皮や皮膚の脱毛跡の処置として使用され、発毛を促します。

場合によっては、不安やイライラを抑える、抗精神病薬やうつ病を抑えるSSRIなどを使用することもあります。

抜毛症は髪の毛に関わる疾患ではありますが、心の疾患です。

症状の現れやすい子の特徴は、辛抱強い性格で、親や周りに迷惑をかけないようにする傾向にある子です。

ストレスや苦しみを自分から口で伝えられない分、髪の毛を抜く行為として現れているので、親は子供のメッセージとして受け取る事が大切です。

さらに、抜毛行為はしてはいけない事として、無理に止めさせていけません。ある意味自分を守る行為です。

人間関係など当人を取り巻く環境に問題がある場合は、改善し向き合って不安やストレスを発散、解消させることが望ましい方法です。

脂漏性皮膚炎による脱毛

脂漏性脱毛症とは、皮脂の分泌が多くなることで炎症が起こり、頭皮にフケが大量に現れ、白いかさぶたのように塊となり、頭皮が覆われる症状です。

これにより、毛穴に皮脂がつまり、頭皮環境が悪化することで脱毛の症状になります。 かゆみが現れる場合もありますが、現れないこともあります。

ほとんどの場合時間の経過により症状が軽減しますが、慢性化し再発が繰り返さる場合は脂漏性皮膚炎の可能性があります。

女性より男性の方に多く見られる症状で、成人男性の他に小児でも発症する場合があります。

子供が脂漏性脱毛症になる原因として、以下のものがあります。

  • 皮脂の貯留
  • マラセチア菌の増加
  • 栄養の偏り
  • 睡眠不足

入浴せずにシャワーだけで済ませたり、シャンプーやリンスの洗い残し、皮脂が落とし切れてないなどの理由で、皮膚にかぶれや炎症が起こります。それにより、髪の毛が抜けやすくなります。

皮膚常在菌の一つ「マラセチア菌」というカビの一種がありますが、普段はあっても体に特に影響はありません。

しかし、マラセチア菌の養分である、皮脂や汗などが増えることで増殖し、皮膚に炎症を起こすようになります。

皮脂の分泌が増える理由として食生活の乱れや、睡眠不足があります。
野菜の摂取が少なくなり、高脂質や高カロリーの食事が多くなることで、皮脂の分泌に影響が現れます。

さらに幼少期に睡眠不足が続くと、自律神経の交換神経が活発化し、太りやすい体質になります。それにより、皮脂の分泌が増えます。

脂漏性皮膚炎による脱毛の改善方法

脂漏性皮膚炎には以下の治療法があります。

  • ステロイド外用薬
  • 抗真菌外用薬
  • 抗真菌剤入りシャンプー

皮膚の炎症を抑えるため、ステロイド外用薬が使用されます。

マラセチア菌が原因となる場合は、抗真菌外用薬の使用や、頭を洗う際に抗真菌剤入りのシャンプーを使用してください。

注意点として、ステロイド剤は副作用や耐性の観点から、医師や専門家にしっかり使用について話を聞くようにしてください。

使い過ぎると、使用を止めた後に再発を起こす場合があります。

医薬品による治療と合わせて、生活習慣に問題がある場合には、そちらも改善する必要があります。

高脂質や高カロリーの食事は控え、野菜やタンパク質をバランス良く食べさせるようにしてください。

睡眠時間が短い場合も、十分に睡眠時間を確保できるように環境を整えましょう。肥満防止となり、皮脂の過剰な分泌を抑える事ができます。

脂漏性皮膚炎は頭皮が乾燥しやすい特徴があります。ドライヤーの使い過ぎは、乾燥を強めてしまい、皮脂の分泌を促しさらにフケが過剰に分泌されるため、適度に行ってください。

頭部白癬(とうぶはくせん)

頭部白癬とは「しらくも」とも呼ばれ、主に真菌(かび)の一種「白癬菌」を原因とする、頭皮の感染症です。感染力が強く、人やペットなどから感染します

戦前に多く見られた症状で、現在は症例が少なくなりましたが、2000年ごろからまた感染が見られるようになりました。

レスリングや柔道、格闘技などの頭部や体の接触が多い競技での感染が多い症状です。そのため、海外選手から日本の選手に感染し、友人や家族その子供に感染が広がったと言われています。

白癬菌は足や足の爪に感染すると水虫(足白癬・爪白癬)、股部に感染するといんきんたむし(股白癬)、体に感染するとゼニタムシ(体部白癬)と呼ばれるようになります。

人の角質層(垢)や髪の毛、爪に含まれるケラチンを養分として成長します。白癬菌は成人だけでなく、子供にも感染します。

頭皮の毛穴に菌が感染すると、頭皮が赤くなりかさぶたやフケが生じ、髪の毛が途中で折れたり脱毛が起こります。

症状が悪化すると、皮膚に炎症が起こり赤く腫れ、脱毛の範囲が広がります。

頭部白癬(とうぶはくせん)の改善方法

頭部白癬には以下の治療方法があります。

  • 抗真菌薬(内服)
  • 抗真菌シャンプー

抗真菌薬には外用薬もありますが、効果が得られにくいため、主に服用薬を用いて治療を行います。

病変した部分を治療することで、さらに範囲を拡大を抑える事ができます。

日常的に頭皮を清潔にすることを心がけ、しっかりシャンプーを行います。その際、抗真菌作用の成分が配合されたシャンプーをお使いください。

かゆみや痛みが伴わないため、ふけやかぶれが多いかなと思うぐらいで、自覚症状も無く周りからも分かりにくいのが、頭部白癬の特徴です。

そのため、発見が遅くなったり、他人にうつしてしまう場合があります。

感染力が強いため、帽子を貸し借りしたり、相撲や体を密着させじゃれだけでも感染したりさせたりしてしまいます。

子供のご両親は、髪の毛や頭皮にフケが多かったり、赤く腫れていたりなどの変化が見られた場合はすぐに皮膚科にご相談ください。

薄毛専門クリニックでの対応は?

脱毛症の治療には、専門クリニックや病院を利用するのが一般的です。

AGAの治療を専門に行っているクリニックは、主に成人に対して薬を使った治療がメインになります。

その中では、円形脱毛症の治療を行っているクリニックもありますが、取り扱う医薬品に年齢制限がある場合があります。

なるべく、子供の診療を行っている皮膚科のある病院やクリニックをお選びいただき、子供にも使用できる強さの医薬品で治療を行ってください。

生活習慣の改善や、シャンプーの仕方や選び方など合わせて相談すると、効率良く治療を進めることができます。

子供の薄毛についてまとめ

子供の薄毛についてまとめ

子供の薄毛についてまとめると以下のようになります。

  • 子供が薄毛になることは、よくある症状
  • 将来薄毛のままということではない
  • 自然に治らない場合は、治療が必要な疾患の場合がある

子供でも脱毛症が起こる可能性は十分あります。

時間の経過により症状が治まったり、日常の生活習慣を改善することで、脱毛症が治ったりするので、あまり不安に感じることはありません。

ただし、場合によっては治療が必要となる症状もあります。

脱毛症の自覚症状はあまり現れないものもあり、子供が自分で気が付きにくい事があります。

子供の状態がいつもと違う異変があれば、すぐに皮膚科へご相談ください。

治療が早ければ、脱毛症の慢性化を防ぐとこができ、今後の生活に支障が出ません。

大事なのは、脱毛した子供のケアです。両親がショックを受け慌ててしまうと、子供にも不安が伝わります。

なるべく子供が安心して治療や改善ができるように、周囲の理解や協力を得て支える事が大切です。

この記事を書いた人 佐藤昭仁

クリカクの管理人。30代になってから薄毛が気になりいろんなAGAクリニックを実際に体験した。メソセラピーは針が怖いからノーニードル派!今は生えそろってきたので薬のみの治療をしてる。

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