ED(勃起不全)の症状にはどんなものがある?

ED(勃起不全)の症状にはどんなものがある?

ED(勃起不全)とは、「勃起機能が低下する」という意味の言葉(Erectile Dysfunction)を略したものです。男性の性機能障害の一つです。

勃起機能の低下とは以下の症状です。

  • 「勃起ができない」
  • 「勃起しても硬くならならない」
  • 「勃起が維持できない」
  • 「特定の人と性交ができない」

これら満足の行く性行為ができない事が続いたり、再発するとED(勃起不全)と診断されます。

ED(勃起不全)になると起きてしまう症状

「EDって勃起しない症状でしょ?」

1度でもEDの経験がある方なら分かると思いますが、EDで悩んだことが無い方は、そんな認識を持つかも知れません。

当たってはいますが、正解ではありません。EDの症状はそれ以外にもあります。

多くのEDの場合、様々な症状が複合して起こるのも特徴で、なかなか自覚しにくものです。

EDの自覚が無く症状についてわからないと、ただただ不安になるだけで「次もうまく出来なかったらどうしよう…」とさらに自分を追い込み、症状が悪化する場合もあります。

EDの症状がどんなものか分かっていれば、対策が可能になり余計な不安は解消されます。

十分に硬くならない

勃起しても性交に十分な硬さにならないのは以下の理由です。

  • 血管が拡がらない
  • 性的刺激が伝達されない
  • 性的刺激による興奮が足りない
  • アルコールの過剰摂取

勃起するメカニズムとして、性的な刺激が脳から陰茎に伝わり、陰茎の動脈が拡がることで、多くの血液が陰茎の海綿体に流れ込みます。

血管が拡がらない状態では、大量の血液を溜めこむことが出来ません。

勃起はしているが硬くない、いわゆる半勃起の状態は、血液を十分に溜めこむことができない状態になっています。

神経伝達がうまく働かず、性的興奮を脳から陰茎に伝えられないと、陰茎の血管を拡張する指令が出ません。

性的興奮が足りない場合やアルコールの過剰摂では、性欲の元となる男性ホルモンの値が低下してしまいます。

それにより、勃起に必要な性的興奮を感じなくなってしまいます。

性欲はあるが勃起しない

性欲はあるが勃起しないのは以下の理由があります。

  • 性交に対する緊張や恐怖心
  • 性的刺激がうまく陰茎に伝わっていない

性交をしたい欲求があっても、早漏や性交で失敗した体験から、「またダメかも」ストレスを感じ勃起が出来ない事があります。

勃起を起こすには性的刺激と血管の拡張、脳から陰茎への神経の伝達が必要です。
その一つでも欠けると勃起は起こりません。

神経の損傷や、神経伝達物質が十分に分泌されていないため、勃起のメカニズムが正常に働かないのも理由の一つです。

勃起しにくい・持続しない

勃起しにくい、勃起を持続できないのは、以下の理由があります。

  • 勃起を抑える酵素が多い
  • 性的刺激不足

勃起には陰茎の血管を拡張させる物質(cGMP)が必要になりますが、逆にその物質を分解する酵素(PDE5)もあります。

cGMPを分解することで、血管の拡張を抑え、収縮させることで勃起が収束します。
PDE5が増えるのは射精後や性的興奮が治まった後です。

EDではPDE5の量がcGMPより多い状態のため、勃起がしにくく勃起しても途中で萎える症状が現れます。

性的刺激が不十分のため、興奮が足りず勃起をしにくい、持続しないのもこのタイプの症状です。

これは、一応勃起ができる状態なので、「次は大丈夫だろう」と自分がEDの自覚がない、もしくはEDを認めたくないことから、放置してしまうパターンです。

勃起が持続しない「中折れ」の状態が続く場合はEDの可能性があります。

たまに勃起しないときがある

普段はしっかり勃起をするのに、たまに勃起をしない時があるのは、以下の理由です。

  • 疲労によるストレス
  • 性交に対するプレッシャー

男性の勃起はその日の体調やメンタルにも影響される場合があります。5回~4回に1回ほどの頻度で勃起をしないのはEDの症状です。

ただし、度合いでは軽度のものです。早い段階で対処をすれば、改善することができます。食事や睡眠、運動などの生活習慣を改善することで、EDの症状が現れにくくなります。

妻や恋人など特定の人だけに発症する

妻や恋人など特定の人にだけEDになるのは、以下の理由です。

  • マンネリ
  • プレッシャー

夫婦生活が長かったり、好きという感情が薄れてしまうと「マンネリ」や「慣れ」の感覚から、性的興奮が出ないためです。

それ以外の理由として、性交に対するプレッシャーがあります。

妊活中に性交のタイミングが決められると、緊張して勃起が出来ない事があります。

性交の経験が少ない場合や恋人の期待に答える性交が出来ないと考えるのも、プレッシャーとなり勃起の妨げとなります。

妻や恋人以外との性交、マスターベーションでは勃起や射精ができるが、特定の人との性交が出来ないのもEDの症状です。

ED(勃起不全)症状が出てしまう人の特徴

1998年に男性を対象にしたEDについての調査があります。

その調査によると、男性の4人に1人は中等度から完全なEDの症状を経験したことがある結果が出ています。

20~30代の方でも軽度なEDを経験する方もいます。

それらを加えれば、さらに多くの方がEDを経験していることになります。そのため、EDは男性にとっては良くある症状の1つです。

ED調査データ

「白井將文:日本臨床60(増刊号6):200-202,2002」

EDになると男としてのプライドが揺らぐため、相談しにくい方が多いと思います。

EDは以前ほど改善が難しい症状ではありません。むしろ早めに気が付いた方が、他の疾患の予兆だったりするので、大きな疾患を見つける事ができます。

EDの症状が出る場合、大きく分けて以下の3つの特徴に分けられます。

心因性ED

心因性EDとは、文字通り心が原因のEDの症状です。

心因性EDには以下の2種類があります

〇現実心因(自覚のある要因)

  • プレッシャーやストレス
  • 経済的不安
  • 精神疾患

〇深層心因(自覚の無い要因)

  • 性のトラウマ
  • 幼少期の体験
  • コンプレックス

それぞれ精神的なストレスが原因となり、体にさまざまな不調となり現れます。その一つがEDの症状です。

ストレスがかかると、体が緊張状態になります。緊張状態では血管の収縮による血行不良や、神経伝達物質が機能しにくくなります。

勃起には、精神的リラックスや血管の拡張、神経を介した性的刺激の伝達が必要になります。

つまり、緊張は勃起に適さない状態です。

勃起のメカニズムはデリケートなもので、些細な事でもストレスとなりEDの原因になります。

現実心因の場合は、ED治療薬での改善は可能ですが、深層心因の場合は原因が分からないと改善が難しいものです。

そのためカウンセリングにより、根本の原因を特定する治療が行われます。

心因性EDとは?

器質性ED

器質性EDは、血管や神経の障害、男性ホルモン分泌の低下など、身体的原因により起こるEDです。

血管障害

  • 加齢・高血圧・糖尿病による動脈硬化
  • 外科手術や事故による血管の損傷

動脈硬化は血管の老化や高い血圧、高血糖により血管に弾力が無くなる事で起こる症状です。血管が拡張しないと、勃起に必要な血液を集める事が出来ません。

外科手術や事故により、陰茎に繋がる動脈の損傷も原因です。

神経障害

  • 事故による神経損傷
  • てんかんやパーキンソン病、脳卒中、糖尿病性神経症
  • 外科手術による脊髄・骨盤の損傷

血管同様、陰茎に性的な刺激を伝える役目の神経組織も勃起には必要です。様々な理由で神経が損傷する場合もEDの原因となります。

テストステロン(男性ホルモン)の低下

  • 加齢(男性更年期障害)
  • ストレス
  • 飲酒・喫煙

男性ホルモンのテストステロンは、主に男性の精巣から分泌されます。

テストステロンに、性欲や勃起力、精子の生産など男性の性機能の元になるホルモンですこのテストステロンは加齢やストレス、過度な飲酒や喫煙により分泌が低下します。

器質性EDとは?

薬剤性ED

薬剤性EDとは、病気を治療するために服用している薬の副作用によりEDになる症状です。 EDの副作用があるのは以下の薬です。

  • 降圧剤(利尿剤・交感神経抑制剤)
  • 精神神経薬(向精神薬・抗うつ剤)
  • 男性ホルモン抑制剤(抗アンドロゲン剤)

これらの医薬品は、それぞれ生きるために必要なものです。EDへの不安がある方は、ED治療薬と併用が可能か、処方する医師に確認してください。

薬剤性EDとは?

ED(勃起不全)の症状を改善する方法

ED(勃起不全)の症状を改善する方法

ED(勃起不全)には、一般的にED治療薬が利用されています。

原因の種類によってはED治療薬が効かない場合もあるため、その他にも様々なED治療があります。

以前は治らない症状と思われていたEDですが、現在はED治療薬をはじめ、その他のED治療を行うことで、EDを改善する事ができます。

治療薬での改善

EDの治療には、第一選択としてED治療薬が使用されます。

勃起をサポートする働きにより、性交に可能な勃起をできるようになり、維持できます。
ED治療薬では以下の薬がポピュラーです。

  • バイアグラ
  • レビトラ
  • シアリス

多くのED治療を行うクリニックや病院では、主にこの3種類のED治療薬が処方されています。

ED治療薬は自由診療のため、保険が適用されない医薬品です。

現在インターネットを通し個人輸入として、海外製のED治療薬を購入することが可能です。さらに、価格の安価なジェネリック医薬品も販売されています。

個人輸入とは、個人が使用する目的のみで、海外から商品を購入する方法です。

しかし、通販で購入できるED治療薬は国内の安全基準に適していないため、様々な危険が伴っています。

  • 欧米人向けに成分量が高い
  • 製造に関してバラつきがある
  • 偽物や粗悪品が売られている
  • 衛生面で問題がある

安価でED治療薬を買えますが、その分リスクが伴います。海外から医薬品を購入すると、使用方法や用量は全て自己責任です。

安全にED治療薬を利用したい方は、安全性やその後のケアのためにも、クリニックや病院で処方してもらってください。

その他の改善方法

ED治療薬以外の改善方法として、以下があります。

  • カウンセリング
  • 男性ホルモンの補充
  • 生活習慣の改善

EDの改善には診療での第一選択してED治療薬が使用され、高い効果を得られます。ただし、EDは複数の原因が重なる事で現れる症状でもあります。

強引にED治療薬の成分の力で抑えたとしても、根本にある原因を改善させるものではありません。

カウンセリングでは、心因的EDの原因を見つける可能性があります。原因が分かることで、その対処もできます。

血管や神経の伝達は問題は無いが、性欲が足りないため中折れする場合は、性欲の元となる男性ホルモンを補充する方法もあります。

加齢やストレス、飲酒や喫煙などの刺激物により、男性ホルモンの分泌が低下します。

男性ホルモンを補充することで、精子量の増加、やる気を起こす、性欲アップが期待できます。

時間はかかりますが、根本的な治療として生活習慣の改善があります。

動脈硬化や高血圧、栄養の偏りや運動不足による肥満、睡眠不足などEDの原因を作り出すものは普段の生活の中にあります。

ED改善に良いとされる、サプリメント(亜鉛やL-シトルリン)を利用するのもおススメです。

ED(勃起不全)の症状についてまとめ

ED(勃起不全)の症状についてまとめ

EDには様々な原因があります。

  • 加齢・男性ホルモンの低下
  • 生活習慣病による動脈硬化
  • 他の疾患が関係しているもの
  • 持病の薬の副作用
  • 過去のトラウマ
  • 精神的ストレスやプレッシャー

EDの症状が見られる場合、何らかの原因があります。場合によっては複数の原因が重なった事で起こるEDもあります。

「EDのような症状だけど、そんな年でも無いし今だけのようなので、いずれ病院で見てもらおう」と後回しにしてはいけません。

放っておいても改善しませんし、軽度なEDこそ注意が必要です。

EDの症状は糖尿病や動脈硬化などの、表面上に現れていない病気の初期症状の可能性もあります。

症状が気になったら、まずはクリニックか病院で診察を受けてください。

この記事を書いた人 桃井

ED治療歴約1年の30代。今は医者と相談して調子が悪いときだけ服用。完治に向かっている最中。

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