ウデナフィルの効果や副作用を徹底調査

ウデナフィル錠

「ウデナフィル」とは、ED治療薬「ザイデナ」の有効成分です。
バイアグラ、レビトラ、シアリスに次いだ「第4のED治療薬」と呼ばれています。

この成分は「アジア人向けのED治療薬」と呼ばれ、韓国で開発されすでにロシアやフィリピンなどの世界数カ国ですでに販売されています。

日本では前立腺肥大症治療薬として開発されていたものの、現在ではその開発が中止となっている成分です。

日本人としては「アジア人向け」の成分というあたりが非常に気になるところですが、果たしてどのような成分なのでしょうか。

詳しく紐解いてみましょう。

ウデナフィルの効果

ウデナフィルは、勃起をサポートする成分です。

薬の効果が発現するまでの時間はおよそ30分、持続時間は12時間ほどで、即効性があるうえに長時間持続します。

勃起は血流が陰茎に流れ込むことによって起こりますが、ストレスや悪しき生活習慣が重なることによって血管が広がらず、血液が流れ込まないことがあります。

それによって起こるのが勃起障害(ED)です。

通常時陰茎は勃起していませんが、それは「ホスホジエステラーゼ5(PDE5)」という酵素が優位に働いているためです。

PDE5は、血管を弛緩させる作用をもつ物質「環状グアノシン一リン酸(cGMP)」を分解する働きを持っています。

PDE5は陰茎を勃起させないように働く大事な酵素ですが、性的な刺激を受けてもこのPDE5の働きが優位になっていると、陰茎を勃起させられなくなってしまうのです。

ウデナフィルはPDE5の働きを阻害してcGMPを増やす効果を持つ薬で、cGMPが増えることによって陰茎への血流を促します。

このような働きをする種類の薬は「PDE5阻害薬」というものに分類されます。

桃井「現在流通しているED治療薬は、全て「PDE5阻害薬」に分類されます。」

ウデナフィルの副作用

ウデナフィルの副作用に悩み医師に電話をかける男性

ウデナフィルにも副作用があります。全ての医薬品には副作用がつきものです。通常のED治療薬でよく起こる副作用には以下のようなものがあります。

  • 動悸、顔のほてり
  • 胃の不快感
  • 背部痛、腕や脚の筋肉痛
  • 頭痛
  • 鼻づまり

上記のような副作用は2人に1人は起こる可能性のある副作用で、これらの副作用の発現によって薬が効いてきているかどうかを判断している人もいるくらい一般的なものです。

血管を拡げる作用によって起こるものであり、一時的に発現して治まるようであれば心配する必要のないものです。

これまでのED治療薬は上記のような副作用が起こることが一般的でした。

しかし海外での研究によると、ウデナフィルはこのような副作用もほとんど起こらないとされています。

まれに起こる副作用として以下が挙げられています。

  • 色覚異常⇒非動脈炎性前部虚血性視神経症(NAION)となることがあります
  • 痛みを伴う長時間の勃起⇒プリアピズムとなることがあります

※NAION(非動脈炎性前部虚血性視神経症)とは
突然、無痛の視野欠損が症状として現れる目の疾患です。
視神経への血流が停止し、視神経細胞が機能しなくなったり壊死したりします。
ED治療薬との因果関係は不明ですが、ED治療薬を服用した患者がこの疾患にかかる可能性が否定できないとされています。

※プリアピズム(持続性勃起症)とは
陰茎が勃起状態のまま通常時に戻らない、または非常に戻りにくい状態になる症状です。
この原因は、血管や赤血球、神経に異常が生じることで陰茎内の血流が破綻し、血液が流出できなくなることが原因であるとされています。

体の中にホスホジエステラーゼ(PDE)という酵素は他にも存在しており、哺乳類では11種類あるとされています。

その中でも、陰茎海綿体にはPDE5が多く存在しています。

これまでのED治療薬はPDE5を阻害するように作られてはいますが、陰茎のPDE5だけを阻害するわけではないために、顔のほてりや頭痛などの副作用が引き起こされがちでした。

しかしウデナフィルは、比較的このPDE5だけを阻害する成分だとされています。

そのため他のED治療薬と比べ、副作用が少ないと言われています。

海外ではタダラフィルで副作用を経験した場合、ウデナフィルが処方される場合があります。

ウデナフィルの注意事項

薬に関する意事項

特にウデナフィルを有効成分とする医薬品を服用する際は、以下のような行動には注意すべきです。

  • 重い食事を摂った後の服用

⇒勃起をサポートする効果が薄れてしまうことがあります。

  • 過剰に摂取すること

⇒筋肉痛や関節痛、背部痛を認めることがあります。

  • 錠剤を噛んで服用

⇒噛んでも薬の効果が早く現れるわけではありません。

他にも、ウデナフィルを主成分とする医薬品と併用してはいけない医薬品、併用の際に注意した方がよい医薬品があります。
病気の治療などで常用している薬がある人は、成分についてよく確認しておきましょう。

桃井「ウデナフィルの効果を最大限に得るためには、決められた用量を決められたとおりに服用するのが最も効果的です。」

ウデナフィルの併用禁忌

ウデナフィルと併用禁忌とされている医薬品には以下のようなものがあります。

  • 硝酸剤及びNO供与剤(ニトログリセリン、亜硝酸アミル、硝酸イソソルビド等)

⇒急激に血圧が低下することがあります。

  • アミオダロン塩酸塩(アンカロン錠)

⇒アミオダロン塩酸塩によるQT延長作用が増強するおそれがあります。

  • CYP3A4阻害薬(抗真菌薬、抗HIV薬、テリスロマイシン、ネファンドン、ケトコナゾール、イトラコナゾール、リトナビル、サキナビル、ネルフィナビル、アザタナビルなど)

⇒薬剤の血漿中濃度が上昇し、血中半減期が延長する可能性があります。

※QT延長とは
心臓は一定のリズムで収縮と弛緩を繰り返し、全身に血液を送ります。
健康診断などで心電図を撮ると、このリズムをグラフのようなもので見ることがあると思います。
心電図では、心臓が収縮し始める時がQ波、弛緩した時がT波と呼ばれます。
このQ波の始まりからT波の終わりまでの間隔のことを「QT間隔」といいますが、QT延長とはこの間隔が延びたときのことを指します。
薬剤によるQT延長はごく稀なものですが、QT延長により不整脈が引き起こされることもあり、重篤な時は突然死の原因ともなる症状のため、重要な副作用として認識しておく必要があります。

※血中半減期とは
体内に入った薬などの物質の量が、代謝や排泄によって半分に減るまでに要する時間を指します。
半減期が長くなるということは、その分不必要な副作用などを起こしやすくなるということになります。

ウデナフィルの併用注意

タダラフィルと併用する際に注意すべき医薬品や行動については以下のようなものがあります。

  • グレープフルーツ等

⇒グレープフルーツに含まれるフラノクマリンとの併用により、有効成分の最高血中濃度が増加することで、薬剤の作用が強く出すぎてしまうことがあります。

  • 降圧剤(アムロジピン、メトプロロール、エナラプリル、カンデサルタン等)

⇒併用により血圧を下げる効果が増強するおそれがあります。

  • アルコールとの併用

⇒アルコールが感覚を鈍らせるため勃起力を弱らせたり、タダラフィルの血管を弛緩する作用によってアルコールが早く回ったり、回りすぎたりすることがあります。

上記の中でもグレープフルーツとの併用が危険なことに驚く方も多いです。

錠剤やカプセル錠は、胃の中で崩壊し、その後有効成分が溶けだして小腸から吸収されます。ザイデナ錠もそのような経路を辿って有効成分が体内に吸収されていきます。

しかし、小腸の細胞に吸収された有効成分の全てが体内に吸収されるわけではなく、その一部は代謝酵素によって分解されることがあります。

小腸の内壁には「シトクロムP450 3A4(CYP3A4)」という代謝酵素が存在しており、グレープフルーツに含まれる「フラノクマリン」は、この酵素の働きを阻害してしまうということがわかっています。

CYP3A4の働きが阻害されてしまうということは、医薬品の効果が強く出すぎてしまったり、思わぬ副作用を引き起こすきっかけが生まれるということです。

この作用が場合によっては命に関わる重篤な副作用をもたらすこともあるため、医薬品とグレープフルーツは併用しないようにと注意されることが多いのです。

桃井「フルーツをよく食べる人は、服用タイミングと重ならないように注意が必要です。」

服用してはいけない人

服用してはいけない人には、以下のような人が挙げられています。

  • 非ステロイド性抗炎症薬(NSAID)またはNSAIDに含まれる医薬品に対してアレルギーを起こしたことのある人
  • 硝酸塩またはNO供与剤投与中の患者
  • 重度の心血管疾患(不安定狭心症や重度の心不全、重度の心血管疾患)があり、性行為が不適当であると判断される患者
  • 過去6カ月以内に脳卒中、心筋梗塞、または冠動脈バイパス手術の既往がある患者
  • 治療していない低血圧の患者、高血圧の患者、不整脈のある患者
  • 色素性網膜炎を含む遺伝政変性網膜疾患のある患者
  • 重度の肝機能障害または腎不全のある患者
  • CYP3A4阻害薬服用中の患者
  • 他の勃起不全治療薬を服用している患者
    (この薬と他のED治療薬の併用は安全性が確認されていないため、併用は避けてください)
  • 先天性QT延長症候群の患者、またはQT間隔延長薬を投与されている患者
  • 18歳未満の患者

ウデナフィルが含まれる薬

ウデナフィルは日本では未承認の成分であるため、先発薬ジェネリック共に正規で販売されているものはありませんが、海外で販売されているものには以下のようなものがあります。

「ザイデナ」:ED治療薬
「ズデナ」:ED治療薬「ザイデナ」のジェネリック薬
「ザイスマ」:ED治療薬「ザイデナ」のジェネリック薬
「ウデザイア」:ED治療薬「ザイデナ」のジェネリック薬

この他、海外では前立腺肥大症治療薬としても製造販売されています。

※日本におけるウデナフィルの開発について
これまでのED治療薬は欧米で開発された成分が代表的なものだったため、欧米人と比べて体の小さいアジア人には強く効きすぎてしまうというデメリットがありました。

しかし、ウデナフィルの開発でそれも解消されるかと思われていましたが、結果としてあまり普及していない現状があります。

そのまま開発が進めば、2018年には日本国内でも前立腺肥大症治療薬としての「ウデナフィル」が発売されるはずでしたが、現在ではその開発も中止されてしまっています。

ED治療薬はすでに、シルデナフィル、バルデナフィル、タダラフィルの3剤によって効果が出ているため、ウデナフィルの開発は見送られたのではないかとする見方もありますが、実際のところは定かではありません。

よくある質問

Q.ウデナフィルは日本国内でも処方されることがあるのでしょうか?

A.
ウデナフィルは厚労省の承認を受けていない成分のため、基本的に医療機関で処方されることはありません。しかし、ウデナフィル以外の治療法が見つからないという場合に、医師が自らの裁量でウデナフィルを輸入して処方する可能性はあります。

Q.ウデナフィルは効いている間、何度も勃起できる薬なのでしょうか?

A.
はい。ウデナフィルに限らず、ED治療薬は効果が続いている間であれば、何度でも勃起に至ることが可能です。しかし射精を促す薬ではないので、勃起したからと言って何度でも射精できるわけではないことには注意が必要です。

また、早漏を治療する薬でもないので、ED治療薬を服用したからと言って早漏が治るわけでもありません。

Q.韓国製の医薬品は効果が強いイメージがありますが、ウデナフィルは日本人が服用しても大丈夫なのでしょうか。

A.
韓国で開発販売されている成分なので、そのようなイメージが付きまとうかもしれませんが、ウデナフィルは副作用も少なく長時間効き目が続くことで人気を集めています。

特に、シアリスが合わないと感じたときにザイデナを処方されることがあるようです。 しかし、韓国で購入したものを個人輸入したウデナフィルでなければ偽物である可能性もありますのでご注意ください。

桃井「ウデナフィルは日本で未承認の成分です。そのため国内で出回ることはありません。個人輸入で購入する際は偽物を掴まされることのないよう充分にご注意ください。」

この記事を書いた人 桃井

ED治療歴約1年の30代。今は医者と相談して調子が悪いときだけ服用。完治に向かっている最中。

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