バイアグラの効果や副作用を徹底解説

バイアグラの効果

バイアグラはファイザー社が開発した世界初のED(勃起不全)治療薬であり、シルデナフィルを有効成分としています。

未だに根強い人気と知名度があり、利用したことはなくても、その名前を聞いたことがある人も多いでしょう。

しかし、バイアグラについての正確な情報は意外と知られていないのではないでしょうか。

「なんとなくは知っているけど・・・」
「勃起する薬」
「精力剤?」

このような、人それぞれのイメージがあるようです。

ここではバイアグラの効果や副作用、効果の仕組み、バイアグラを飲んではいけない人やバイアグラのジェネリックまでをわかりやすく説明しています。

バイアグラの使用を検討している人、現在バイアグラを服用している人にとっては役立つ情報となっているので、確認しておきましょう。

バイアグラの効果

バイアグラは性欲を増進させる精力剤とは違います。

セックスを行うのに十分な硬さを持った、正常な勃起を起こしやすくする効果を持った医薬品です。

以下ではバイアグラの効果の持続性や勃起力の強さなどを、レビトラやシアリスなど他のED治療薬と比較して説明しています。

持続性

バイアグラの効果が持続する時間は、有効成分シルデナフィルを50mg配合したもので4~5時間前後とされています。

効果の持続時間には若干の個人差がありますが、4~5時間前後というのが医学的知見からも一般的です。

効果の持続時間はED治療薬を選択する際にも重要な要素ですので、以下でレビトラ、シアリスという他のED治療薬と比較しています。

薬品名 持続時間
バイアグラ50mg 4~5時間
レビトラ20mg 8~10時間
シアリス20mg 30~36時間

表からもわかるように、バイアグラの4~5時間という効果の持続時間は他のED治療薬と比べると決して長いわけではありません。

効果の持続時間を重視してED治療薬を選ぶ場合、バイアグラは適しているとは言えないでしょう。

硬さ

ED治療薬を使用する際、どれだけ力強く勃起させられるかという点、いわゆる「硬さ」を気にされる方も多いのではないでしょうか。

シルデナフィルを有効成分とするバイアグラは比較的力強い勃起が得られるとの見解が一般的で、またそのような実際の口コミや体験談も多く散見されます。

ED治療薬の効果には体質などの個人差もありますが、レビトラやシアリスなど他のED治療薬と比較しても、バイアグラは硬さが出やすいとう特徴があると言えます。

薬品名 硬さ(勃起力)
バイアグラ50mg
レビトラ20mg 中~強
シアリス20mg

上記の表からもわかるように、勃起力、いわゆる硬さを重視してED治療薬を選ぶ場合、バイアグラは適していると言えるでしょう。

カチカチ、パンパンに勃起したペニスは刺激に対する感覚も鈍り、射精までの時間を延長する効果も期待できます。

服用後の発現時間

バイアグラは服用後およそ1時間前後で効果が現れ、性的な刺激により力強い勃起が起こりやすくなります。

体の大きさや体質などによる個人差もありますが、服用後、空腹時であれば30分ほどで薬効が現れ始め、服用から1時間後には効果がピークに達する場合が大半です。

このため、バイアグラの服用は、性行為の1時間前に行うよう推奨されています。

薬品名 発現時間
バイアグラ50mg 服用後30分~1時間
レビトラ20mg 服用後15分~45分
シアリス20mg 服用後1時間~2時間

空腹時であれば、バイアグラは服用後30分ほどで効果が現れる場合もありますが、服用してからの効果の発現時間の短さではレビトラに劣ります。

より効果的に飲む方法

バイアグラの効果を最大限に発揮するためには空腹時の服用が推奨されています。

バイアグラの有効成分であるシルデナフィルは腸から吸収されますが、空腹時のほうが成分を吸収しやすくなります。

また、服用前は脂分の多い食事をとるのは極力避けるようにしましょう。

これは、脂分の多い食事によって胃腸に油膜ができてしまうと、バイアグラの有効成分の吸収が妨げられてしまい、正常な効果が発揮されにくくなるためです。

ごくまれに早く効果が現れて欲しいがためにバイアグラの錠剤を噛み砕いて服用される方などもいるようですが、錠剤を噛み砕いて飲んでも効果が早く現れるようなことはありません。

むしろ、副作用が強く出てしまう可能性があるため危険です。

このため、バイアグラは水で服用するようにしましょう。やむを得ず水がない場合は、お茶などの清涼飲料水であれば大きな問題ありません。

アルコールでの服用も問題はないとされますが、適量を超えた飲酒はバイアグラの効果を大きく弱めてしまうので注意してください。

バイアグラの副作用

バイアグラの副作用

バイアグラにはいくつかの副作用があります。
バイアグラに限ったことではありませんが、医薬品には効果だけでなく、副作用が必ずと言っていいほど存在します。

バイアグラは高い効果を持つ医薬品ですが、副作用についても知っておきましょう。

以下ではバイアグラの副作用について説明しています。

基本的な副作用

バイアグラの副作用で最も見られるものには

  • 顔のほてりや潮紅(赤みがさす)
  • 頭痛
  • 消化不良
  • 動悸

などがあります。

これらの多くはバイアグラの有効成分であるシルデナフィルの血管拡張作用によるものであり、バイアグラの効果が現れている証拠でもあります。

通常の使用においてはバイアグラの副作用で重篤なものは報告されていません。

最も多い副作用であるほてり、潮紅、頭痛であっても確率は1%以上と、バイアグラは比較的副作用の少ない安全な医薬品であると言えます。

その他の副作用としては、鼻詰まり、めまい視界が青く見えるなどの視覚異常が報告されていますが、これらは1%未満の確率とされています。

非常にまれですが、勃起状態が収まらなくなり痛みを伴う持続勃起症(プリアピズム)が見られるという報告があります。

このような症状が現れた場合は直ちに医師の診察を受けるようにしてください。

【バイアグラの副作用】
よく見られるもの

  • ほてり
  • 潮紅
  • 頭痛

その他

  • 消化不良
  • 動悸
  • 鼻詰まり
  • めまい
  • 視覚異常

誤った飲みかたで起きる副作用

バイアグラは、医師による処方と指導が必要な要指示医薬品です。

誤った服用方法で使用してしまうことで、通常の使用では見られないような重篤な副作用が発症する可能性もあります。

まず、バイアグラは25mgであっても50mgであっても必ず1日1錠の服用となるようにしましょう。

複数錠を飲んでも効果が高まることはほとんどなく、副作用のリスクだけが急激に高まってしまうために非常に危険です。

特に、有効成分シルデナフィルの血管拡張作用が副作用として強く出てしまうと、急激な血圧の低下によって生命に重篤な危害が及ぶ可能性もあります。

レビトラやシアリスなど、他のED治療薬と同時に服用するのも同様に急激な血圧の低下を招く危険性があるため危険です。

バイアグラの複数上の服用、他のED治療薬との併用は避けるようにしましょう。

ニセモノによる副作用

バイアグラは医師による処方が必要な要指示薬ですが、インターネットを利用した海外通販で購入することも認められてはいます。

この海外通販は安価に医薬品を購入できることもあり、近年では利用者も増えています。

しかし、医薬品の海外通販、特にED治療薬に関しては、粗悪な偽造医薬品、いわゆる偽物の存在が大きな問題にもなっています。

実際に製薬メーカーが行った調査では、海外から日本国内に輸入されるED治療薬の55%以上が偽物であったという結果も発表されています。

粗悪な品質の偽造医薬品は、本来の効果が得られないばかりでなく、深刻な健康被害を及ぼすものもあります。

バイアグラの偽物に多いのは、有効成分シルデナフィルの含有量が極端に少ないものや多いものです。

シルデナフィルの含有量が少ないものは、EDの改善効果が見込めないなどの弊害があるに留まりますが、危険なのはシルデナフィルの含有量が極端に多いものです。

このような偽物を知らずに服用してしまうと、高用量のシルデナフィルの血管拡張効果により急激な血圧の低下を起こし、意識を失ったり、最悪の場合では生命に危害が及ぶことも考えられます。

実際に、このような偽物のED治療薬による死亡事故は国内外で起きています。

クリニックでの処方が安全

バイアグラの購入は、デメリットの大きい海外通販よりも、安全な正規品を確実に処方してもらえるクリニックなどの医療機関から行うのが確実です。

インターネットを利用した海外通販は確かに安価にED治療薬を購入することができます。しかし海外通販が安価なのは、それなりの理由があるからです。

海外通販で購入できる医薬品は、基本的には発展途上国の中小メーカー製のジェネリックになります。

発展途上国メーカーの製薬の技術力は向上しているとは言え、日本国内で流通する国内メーカーの正規品と比べれば、品質や効果、安全性の面でどうしても劣ってしまいます。

それに加え、前述したように粗悪な偽物が混入してしまう可能性もあります。

粗悪な偽物は、最悪の場合では生命に危害が及ぶこともあり、実際に死亡事故も発生していることから、海外通販の大きなデメリットであると言えます。

その他にも、悪質な海外通販サイトを知らずに利用してしまい、注文した医薬品が届かないなどのトラブルも多く報告されています。

これらを総合すると、バイアグラを海外通販で購入するのはメリットよりもデメリットのほうが大きいと言わざるを得ません。

その点、ED専門クリニックなどの医療機関からの処方であれば、品質や安全性に優れた国内メーカー製の正規品を処方してもらうことができます。

下記のページではバイアグラの通販購入のデメリットや危険性をさらに詳しく説明しています。

バイアグラ通販は絶対危険!市販や処方についても解説

バイアグラの効果の仕組み

バイアグラは有効成分シルデナフィルの血管拡張作用によってペニスへの血流を増加させ、力強い勃起をサポートする医薬品ですが、ここではそのメカニズムについてもう少し詳しく説明しています。

男性が性的に興奮したとき、大脳の司令によってペニス内部にはcGMP(環状グアノシン一リン酸)という物質が増加します。

このcGMPは血管を拡張させる働きを持ち、ペニス周辺や内部の血管の拡張により、ペニス内部の海綿体への血流が増加することで勃起が起こります。

一方で、射精などで性的興奮が収まった際に、勃起を収束させるためのPDE5(ホスホジエステラーゼ5)という酵素が存在しています。

このPDE5はcGMPの分解を行うことで、ペニスへの血流を滞らせ勃起が起こらないように作用します。

通常であればcGMPとPDE5のバランスが保たれているために、正常な勃起とその収束が自然に起こります。

しかし、なんらかの原因によって勃起を鎮めるPDE5が優位になり、正常な勃起を起こすのが困難な状態がEDです。

バイアグラの有効成分シルデナフィルは血管の拡張作用がありますが、より正確に説明すると、PDE5の働きを阻害することによってcGMPを十分に優位な状態にし、血管を拡張させ、力強い勃起が起こりやすくする効果を持った成分です。

このため、バイアグラを始めとしたED治療薬は「PDE5阻害薬」とも呼ばれています。

バイアグラを飲んではいけない人

バイアグラを飲んではいけない人

要指示医薬品であるバイアグラには、いくつかの禁忌(医薬品を投薬すべきでない患者やその状態、併用してはいけない薬剤)があるので、それらをわかりやすく説明します。

まず、バイアグラの併用禁忌薬には

「硝酸剤」
「一酸化窒素(NO)供与剤」

があります。

これらのお薬は降圧作用などを持ち、不整脈や肺高血圧症など、主に循環器系の疾患の治療薬として用いられています。

これらのお薬を服用されている方はバイアグラを使用できません。

バイアグラとの併用を行うと、バイアグラの血管拡張作用との相互作用で急激な血圧の低下が起こる可能性が高まります。

硝酸剤や一酸化窒素供与剤の商品名は製薬メーカーなどによって様々なものがあるので、特に注意して、不安であれば医師に確認するようにしましょう。

これらの降圧剤を服用している方以外でも、重度の肝機能障害や心血管系障害を有する方は、血圧を低下させる可能性のあるバイアグラの服用は禁忌とされています。

また、バイアグラの有効成分であるシルデナフィルに対する過敏症の既往歴がある方も、当然ながらバイアグラを服用できません。

その他にも、

  • 最大血圧90mmHg未満または最小血圧が50mmHg未満の低血圧の方
  • 安静時収縮期血圧170mmHg以上、又は最小血圧が100mmHg以上という高血圧の方
  • 6ヶ月以内に脳梗塞・脳出血や心筋梗塞の既往歴がある方
  • 網膜色質変性症(進行性の夜盲症)と診断された方
  • 未成年の方

はバイアグラを服用することができません。

バイアグラを飲んではいけない患者さんをまとめると以下のようになります。

  • 「硝酸剤」「一酸化窒素(NO)供与剤」を投薬中の方
  • 重度の肝機能障害がある方
  • 心血管系障害を有する方
  • 有効成分であるシルデナフィルに対する過敏症の既往歴がある方
  • 血圧、あるいは高血圧の方
  • 6ヶ月以内に脳梗塞・脳出血や心筋梗塞の既往歴がある方
  • 網膜色質変性症と診断された方
  • 未成年の方

バイアグラのジェネリックの効果

バイアグラのジェネリックの効果

世界初のED治療薬であるバイアグラは、2014年には日本での成分特許が満了したため、現在では様々なジェネリック(後発医薬品)が製造、販売されています。

日本国内の製薬メーカーが製造するものは主に「シルデナフィル錠」という名称が付けられ、以下のようなものがあります。

製薬メーカー 薬品名
シオノケミカル シルデナフィル錠VI「SN」
FCI(富士化学) シルデナフィル錠VI「FCI」
トーワ(東和薬品) シルデナフィルOD錠50㎎VI「トーワ」

これらのジェネリックは、先発薬のバイアグラと同様にシルデナフィルを有効成分としているため、バイアグラと同様の効果を得ることができます。

新薬の開発にかかる膨大な費用がかからないため、薬価は大幅に抑えられているという特徴がジェネリックにはあります。

このため、お薬代を抑えたい患者さんのためにバイアグラのジェネリックを希望、選択できるクリニックや病院が増えています。

またジェネリックでは剤形を変更することができるので、口に含むと水なしで溶け、服用できるように工夫されOD錠などが選択できるのも特徴です。

下記のページではバイアグラのジェネリックに関してさらに詳しく説明しています。

バイアグラジェネリックの種類や安全性は?

バイアグラの効果や副作用についてまとめ

バイアグラの効果や副作用についてまとめると以下のようになります。

  • 比較的強い勃起力(硬さ)を持つ
  • 持続時間は4~5時間前後
  • 服用後は30分~1時間程度で効果が現れる
  • 効果を発揮するために空腹時の服用が推奨される
  • ほてり、潮紅、頭痛などの副作用が比較的多く見られるが、通常の使用であれば重篤なものはない
  • バイアグラのネット通販は偽物などのリスクがあり危険なので、医療機関で処方を受けるのが確実

世界初のED治療薬であるバイアグラは、力強い勃起をサポートできますが、通常の使用であれば重篤な副作用も少ない安全な医薬品です。

しかし、複数錠を飲むなど誤った飲み方を行ったり、他のED治療薬、併用禁忌薬と服用してしまうと、急激な血圧の低下など重篤な副作用が発症する可能性もあるため、医師の指導のもと用法用量を必ず守るようにしましょう。

この記事を書いた人 桃井

ED治療歴約1年の30代。今は医者と相談して調子が悪いときだけ服用。完治に向かっている最中。

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