ミノキシジルの効果や副作用、有効性について

ミノキシジルの効果や副作用、有効性について

ミノキシジルとは

ミノキシジルとは、世界90ヶ国以上で使用されている発毛成分の名称です。

初めは高血圧症の治療薬の成分として開発され、1979年からアメリカで使用され始めました。

しかし服用中の患者さんから「毛が生えてきた」との報告が相次ぎ、その後1988年のアメリカにおいて発毛剤の成分として認められたのです。

日本では、ミノキシジルは1999年に発毛剤として厚生労働省から承認を得ました。

現在では発毛剤「リアップシリーズ」の成分として広く知られている他、リアップシリーズ以外のミノキシジル製剤が登場していることも話題です。

ミノキシジル製剤の種類

ミノキシジルを含有した発毛剤には、大きく2つの種類があります。

  • 塗り薬
  • 飲み薬(ミノキシジルタブレット)

一般的に用いられているミノキシジル製剤は、塗り薬です。

頭皮の薄毛が気になる部分に直接塗って使う発毛剤になり、国内で市販されているミノキシジル製剤は全て塗り薬になります。

また、ミノキシジル製剤には「ミノキシジルタブレット(ミノタブ)」と呼ばれる飲み薬もあります。

塗り薬よりも高い治療効果があると知られていますが、十分な臨床試験が行われておらず現時点では発毛剤として認可されていません。

しかし多くのAGAクリニックにおいて、ミノキシジルタブレットが処方されています。

ミノキシジルの効果

ミノキシジルはもともと高血圧症の治療薬として用いられていたお薬であり、血管を広げる作用があります。

この血管拡張作用が、ミノキシジルによる発毛効果のカギとなっています。

髪の毛を成長させるために重要なのが、毛根にある「毛母細胞」や「毛乳頭」などの細胞です。

これらの細胞は、頭皮を走る毛細血管から栄養素や酸素を受け取り、髪の毛を太く長く成長させていきます。

そこでミノキシジルの効果で毛細血管が拡張されると、血行が良くなることで毛母細胞や毛乳頭により多くの栄養が届くようになります。

十分な栄養を受け取った毛母細胞や毛乳頭は活性化し、髪の毛の成長が促進されるのです。

ミノキシジルの有効性

ミノキシジル製剤には実際にどれだけの発毛効果があるのか、リアップシリーズの製造販売を行う大正製薬が臨床試験を行っています。

「リアップX5(ミノキシジル5%製剤)」を被験者に52週間に渡って使用してもらい、その結果に対して医師が5段階の評価をしたデータがあります。

医師の評価(使用52週)

参照:大正製薬「リアップX5プラスの発毛効果データ」(最終閲覧日:2019年8月14日)

https://brand.taisho.co.jp/riup/riupx5/data/

初めのうちは軽度改善の割合が高かったものの、24週目(約6ヶ月)からは中等度改善~著明改善の割合が増えています

こうした結果から、ミノキシジル製剤は継続して使うことでより高い改善効果が期待できることが分かります。

ミノキシジルタブレットの効果について

前述したように、ミノキシジルの外用薬は多くの方に有効性を発揮します。

しかし外用薬と内服薬(ミノキシジルタブレット)を比較した場合、発毛効果はミノキシジルタブレットの方が高いです。

人の皮膚には、異物が体内に侵入するのを防ぐためのバリア機能が備わっています。

そのためミノキシジル外用薬を頭皮に塗ったとしても、毛根まで届く成分の量はわずかなものです。

対するミノキシジルタブレットの場合は、有効成分が血液に乗って全身に運ばれるため、より強力な発毛効果を発揮します。

ミノキシジルの副作用

ミノキシジル製剤には外用薬・内服薬があり、剤型によって起こりうる副作用も異なります。

発毛剤として知名度が高いミノキシジルですが、特に内服薬の場合は副作用の頻度が多いお薬です。

薄毛治療のためにミノキシジル製剤を用いる際は、以下のような症状に注意しながら使用しましょう。

ミノキシジル外用薬の副作用

開発当初は高血圧症の治療薬として用いられていたミノキシジルですが、内服使用の際には副作用が多いことが問題視されていました。

それから発毛剤として転用するにあたり、副作用を少なくするために開発されたのがミノキシジル外用薬です。

まず第一に、ミノキシジル外用薬は世界中で使用されており、副作用が起こる確率は高くありません。

しかし日本での代表的なミノキシジル外用薬「リアップ」の添付文書によると、以下のような症状が報告されています。

部位 症状
皮膚 頭皮の発疹・発赤、かゆみ、かぶれ、ふけ、使用部位の熱感等
精神神経系 頭痛、気が遠くなる、めまい
循環器 胸の痛み、心拍が速くなる
代謝系 急激な体重増加、手足のむくみ

これらの中でも特に報告例が多いかゆみの副作用ですが、こちらはお薬の添加物、あるいはミノキシジル自体へのアレルギーの可能性もあります。

製品によっては"PGフリー"や"エタノールフリー"などのミノキシジル外用薬もあるため、使用後のかゆみが気になる際は色々な製品を試してみると良いでしょう。

ミノキシジルタブレットの副作用

ミノキシジルタブレットは外用薬よりも高い発毛効果が期待できる反面、副作用のリスクにも注意が必要です。

一例として、ミノキシジルタブレットによる副作用には次のようなものがあります。

  • 狭心症
  • 動悸
  • 多毛症
  • 赤ら顔
  • 低血圧
  • 高カリウム血症

など

ミノキシジルタブレットが高血圧症の治療薬として使われなくなったのは、上記のように副作用が多いことが理由です。

薄毛治療のためにミノキシジルタブレットを服用したい方は、必ず医師の指導の下に飲むようにしてください。

ミノキシジルと初期脱毛

ミノキシジルなどのAGA治療薬を使い始めた時期に一時的に抜け毛が増える「初期脱毛」が起こることがあります。

薬を使っているのに抜け毛が増えるなんて…と不安に思う方が多いですが、実は初期脱毛は薬が効き始めたサイン、むしろプラスの反応なのです。

髪の毛には成長期・退行期・休止期という3つのサイクルからなる「ヘアサイクル」があります。

通常はヘアサイクルが繰り返されることによって髪の毛は太く長く成長し、そして再び生え変わっていくのです。

しかしAGA(男性型脱毛症)を発症するとヘアサイクルが乱れ、成長期が大幅に短縮されます。

結果、十分に成長できないまま休止期に突入し、抜けるのを待つだけの髪の毛が増えてしまいます。

そこでミノキシジルを使用し毛母細胞や毛乳頭が活性化すると、新しい髪の毛が生えてきて、もともと生えていた古い髪の毛を押し出してしまいます。

これこそが初期脱毛であり、古い髪の毛が抜けた後は健康な髪の毛が生えてくるので安心してください。

ミノキシジルを購入するには

ミノキシジル製剤を購入するには「薬局やドラッグストア」、「AGAクリニック」の2つの選択肢があります。

剤型や成分量により購入できる場所が異なるため、ここでしっかりと確認しておきましょう。

購入場所 種類
薬局・ドラッグストア ミノキシジル外用薬(~5%の濃度まで)
AGAクリニック 高濃度ミノキシジル外用薬、ミノタブ

上記以外に、個人輸入代行サイトを利用し高濃度のミノキシジル外用薬やミノタブを購入する手段もあります。

しかし個人輸入した薬には偽物の可能性があり、効果や安全性が保障されているかは疑問です。

またミノタブは副作用が起こりやすい薬であるため、個人の判断で服用するのではなく医師の処方の下で服用することをおすすめします。

この記事を書いた人 佐藤昭仁

クリカクの管理人。30代になってから薄毛が気になりいろんなAGAクリニックを実際に体験した。メソセラピーは針が怖いからノーニードル派!今は生えそろってきたので薬のみの治療をしてる。

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