円形脱毛症の原因とは?

円形脱毛症とは何の前触れもなく、いきなり円形や楕円形の脱毛班が生じる脱毛症です。

知名度も高く、俗に「10円ハゲ」と呼ばれるように1ヶ所の髪が抜けるというイメージが強いです。

しかし一般的に知られるような髪が抜ける症状だけではなく、重症化すると眉毛や体毛にまで脱毛が及ぶこともあります

突然髪が抜けてしまうのが円形脱毛症の特徴ですが、一体何が原因で発症してしまうのでしょうか。以下では円形脱毛症の原因について、詳しく解説していきます。

円形脱毛症の原因

円形脱毛症は突然髪が抜けてしまうため、発症すると驚いてしまうかもしれません。

なぜ円形脱毛症を発症するのかは様々な説が提唱されており、原因と考えられている要因も複数あります。

  • 自己免疫疾患
  • アトピー性疾患
  • ストレス
  • 遺伝性要因
  • その他の要因

原因を特定することは難しいですが、しかし原因と考えられているものの知識を身につけることで円形脱毛症の予防や改善に役立つはずです。

ここからは、円形脱毛症の原因と考えられているそれぞれの要因について説明していきます。

自己免疫疾患

自己免疫による脱毛の仕組み

円形脱毛症の原因として考えられている要因の中でも、最も有力視されているのが「自己免疫疾患」です。

私たちの体には、健康を維持するための「免疫システム」があります。

上記の画像のように、免疫システムが正常に働いていれば体内に侵入した細菌やウイルスなどを攻撃し、異物を排除することで感染を防いでくれるのです。

しかしこの免疫システムに何らかの異常が起きて、自分の体を攻撃してしまうことで起こるのが自己免疫疾患です。

円形脱毛症の発症に関わっているのは、「T細胞」と呼ばれる細胞です。

T細胞には"異常が起きている細胞"を攻撃して破壊する役割があり、別名「キラーT細胞」とも呼ばれます。

ですが上記の画像のようにT細胞が毛根を異物と間違えて攻撃してしまい、毛根にある細胞が壊されてしまうことで突然の脱毛症状が起きてしまうのです。

ただしなぜ毛根がT細胞に異物だと誤認されてしまうのか、その理由は明らかになっていません。

また円形脱毛症は「橋本病」「関節リウマチ」「重症筋無力症」など他の自己免疫疾患と併発することも多いです。

特に日本における自己免疫疾患の患者数について、女性は男性の2~10倍とされています。

アトピー性疾患

円形脱毛症の発症と深く関係していると考えられているのが、「アトピー性疾患」です。アトピー性疾患とはいわばアレルギーが原因で起こる疾患の総称で、次のような疾患が該当します。

  • アトピー性皮膚炎
  • アレルギー性鼻炎
  • 花粉症
  • 気管支炎

これらのアトピー性疾患をお持ちの方や、また家族にアトピー性疾患の方がいる場合、円形脱毛症を発症することが多いです。

具体的には円形脱毛症の患者さんの40%以上にアトピー性疾患が見られ、また半数以上は本人あるいは家族の方にアトピー性疾患を持っている方がいることが確認されています。

こうしたことから、円形脱毛症の発症には「アレルギーを起こしやすい体質」も関係していると考えられます。

ストレス

「円形脱毛症の原因は?」と聞かれたらストレスが思い浮かぶ方は多いのではないでしょうか。実際にストレスは、円形脱毛症を引き起こす原因の1つとされています。

精神的なストレスを感じると人の体は「交感神経」が活発になり、心臓の働きを強めたり体温を上げたりすることで、ストレスと戦うための準備を始めます。

しかしストレスが長く続いたり、強すぎるストレスがかかると自律神経のバランスが乱れ、交感神経の興奮が治まらなくなるのです。

その結果として血管の収縮が起こり、頭皮への血流が悪くなることで毛根に髪を育てるための栄養が行き渡らなくなり、脱毛症状が起きてしまいます。

また先ほど解説した自己免疫疾患が起こる原因としてもストレスが関わっており、円形脱毛症との関係も深いです。

遺伝性要因

円形脱毛症は人種や年齢、性別を問わず誰にでも発症することがある脱毛症です。世界各国の調査によると、円形脱毛症は遺伝する可能性がある疾患と考えられています。

中国で行われた調査では円形脱毛症の患者さんの8.4%の方に家族内での発症が見られ、さらに親と子供のように親等が近いほど発症率が高いことが分かりました。

他方、欧米の調査においては1親等内での円形脱毛症の発症率は一般の場合と比べて10倍になることが明らかになっています。

また一卵性双生児ではどちらかに円形脱毛症が見られた場合、55%の高い確率でもう一方にも発症するなど、円形脱毛症は遺伝と強く関係していることが分かります。

しかしより正確に言うと、遺伝するのは"円形脱毛症"ではありません。

あくまでも"円形脱毛症にかかりやすい体質"が遺伝するだけであり、親が円形脱毛症を罹患したことがあるからと言って必ずしも子供に円形脱毛症が発症するとは限らないことを覚えておきましょう。

その他の要因

これまで紹介した原因以外に円形脱毛症の発症に関わる要因として、女性の場合は出産後のホルモンバランスの変化も関係していると言われます。

出産をしたことがある女性の多くは、産後の抜け毛の増加を経験しています。

なぜ子供が生まれると抜け毛が増えてしまうのか、これには出産の前後で女性ホルモンのバランスが変化することが理由です。

女性ホルモンには髪の成長を助ける作用があり、妊娠をするとこの女性ホルモンの分泌量が平時よりも多くなります。

通常より多く分泌される女性ホルモンの作用により髪が抜けにくくなり、本来抜けるはずだったタイミングでも髪が抜けずに維持されるのです。

ですが出産をすると次第に女性ホルモンの分泌量が元に戻っていき、ホルモンの働きで抜けずにいた髪も一気に抜け落ちてしまいます。

こうした産後の抜け毛は子供が生まれてから約3~4ヶ月ほどで始まり、そして産後約6ヶ月~1年ほどで自然と治まっていくのが通常です。

しかし人によってはこの時に円形脱毛症を発症することがあり、特にアトピー素因を持っている方では発症しやすいというデータもあります。

その他にはダウン症の患者さんにおいて、円形脱毛症の合併率が高いというデータがあります。

合併率が高い理由は不明なものの、例えば子供の場合は新学期が始まるときや担任の先生が変わったときなど、身の回りの環境に変化があったときに症状が悪化することが多く見られます。

原因が分かったらどうすればいい?

ここまで、円形脱毛症の原因について説明してきました。

上記を見て分かるように円形脱毛症には様々な原因があり、男女や年齢、さらには人種も関係なく誰にでも見られている疾患です。

続いて、もしも円形脱毛症と思われる症状が見られたらどうすればいいのか、適切な対応方法について解説していきます。

クリニックに相談

円形脱毛症は自己免疫疾患やストレス、遺伝などの要因が関係して発症する疾患です。

これらの要因が円形脱毛症の原因になると言われても、目に見える要素ではなく自分に関係しているのかは分かりにくいと思います。

しかし円形脱毛症の症状は、非常に特徴的です。

  • 円形や楕円形の脱毛班
  • 何の前触れもなく、急な脱毛が起こる
  • 脱毛班の境目がはっきりしている

こうした症状が見られたら円形脱毛症の可能性があります。

もしも円形脱毛症を発症したと考えられるときは、早めに薄毛クリニックを受診することをおすすめします。

円形脱毛症について、根治させるための治療法はいまだ見つかっていません。

ですがこれまで円形脱毛症に対する様々な治療が試みられ、それぞれの治療法による有効性や安全性が明らかになっています。

薄毛クリニックを受診し、円形脱毛症と診断されたときには効果が認められた治療を行いながら、改善を目指していきます。

また抜け毛の症状が起きたとしても、それが必ずしも円形脱毛症による症状だとは限りません。

抜け毛の適切な治療方法は原因によって異なるため、治療をするためにはまず原因を特定することが必要になります。

とはいえ自分自身で頭皮がどういった状態なのか、抜け毛がなぜ起きているのかを判断することはできないため、プロである医師に診てもらい、正しい診断をもらうことも重要です。

無料カウンセリングを利用

クリニックの中には、「無料カウンセリング」を行っているクリニックもあります。

もしも円形脱毛症を発症したときに皮膚科クリニックを受診したら、そこではどのような治療が行われているのか、治療費はいくらかかるのか、医師やスタッフの人柄は…など、気になることはたくさんあると思います。

そこで無料カウンセリングでは無料で医師による診察を受けることができ、そのうえで髪や頭皮の状態はどうなっているのか、どんな治療が必要か、さらに費用の見積もりなどを聞くことができます。

もちろん無理やり治療を受けさせられることもなく、聞いた説明に納得がいかない、治療費が払えないなどの事情がある場合はその場で帰宅することも可能です。

クリニックの無料カウンセリングでは脱毛症状について専門家である医師の見解を聞くことができ、しかも費用がかからないなど、良いことずくめです。

「円形脱毛症かな?」と思ったときに、お近くに無料カウンセリングを行っているクリニックがあれば積極的に行ってみてください。

都内で人気のクリニックは「東京スカルプクリニック」です。

円形脱毛症をはじめとしたさまざまな脱毛症の方が多く通っていて、プライバシーも守られていることから気軽に相談しに行くこともできます。

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円形脱毛症の原因についてまとめ

円形脱毛症は、何の前触れもなく円形や楕円形の脱毛班ができる疾患です。症状が現れるのはいきなりですが、その発症には様々な原因が隠れています。

一般的に円形脱毛症の原因と考えられているのはストレスですが、近年ではストレスの他に自己免疫疾患によるものだという見方が有力視されています。

自己免疫疾患とは、細菌やウイルスの感染から自分の体を守るはずの免疫システムにエラーが起こり、自分自身の体が攻撃されてしまうことで起こる疾患のことです。

円形脱毛症では、毛根が免疫システムに"異物"と判断されてしまい、攻撃を受けた毛根が弱ってしまうことで脱毛症状が起こります。

その他にもアトピー性疾患や遺伝との関連性なども見られており、円形脱毛症の原因は様々です。

もしも円形脱毛症を発症した、あるいは何らかの脱毛症状が見られた場合は、すぐに薄毛クリニックを受診するようにしましょう。

専門医師の診察を受けることで脱毛症状の原因を特定し、そのうえで原因に合わせた効果的な治療を受けることができます。

この記事を書いた人 しゅんすけ

まだ20代だけどおでこの方がかなりきている若ハゲ。無料カウンセリングを色々受けてどこで治療しようか悩んでいる最中。父親は40代でツルツル。

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