脂漏性皮膚炎の治療方法とは?

脂漏性皮膚炎による脱毛症の治療方法の画像

脂漏性皮膚炎とは頭皮や顔など、皮脂の分泌が多い部位に発症しやすい皮膚の病気です。乳児や、30~70歳の方がかかりやすく、特に女性よりも男性の患者さんが多く見られます。

脂漏性皮膚炎ではかゆみや湿疹、脱毛などの皮膚症状が出ますが、多くの方が市販のクリームや軟膏で対処をしたり、また「ただの乾燥肌だ」と思い、何もせずに放置しています。

しかし脂漏性皮膚炎は適切な治療をしなければ改善されることは無く、自然治癒することもありません。

それでは脂漏性皮膚炎を発症した場合、どのような治療方法があるのでしょうか。

万が一脂漏性皮膚炎と思われる症状が出たらすぐに対処できるように、ここでは脂漏性皮膚炎に対して行われる治療方法について解説していきます。

脂漏性皮膚炎の治療方法

脂漏性皮膚炎は一度発症すると、慢性化しやすい病気です。

もしも脂漏性皮膚炎にかかってしまったら、早期の改善を目指すためにも早めに適切な対処をしなくてはなりません。

脂漏性皮膚炎に対して行われる治療には、複数の種類があります。

  • 治療薬の使用
  • ビタミン摂取
  • 洗浄方法の見直し
  • 食生活の見直し
  • ストレス解消

脂漏性皮膚炎は皮膚に起こる病気であるため、発症した場合は皮膚科を受診して治療薬を処方してもらうことになります。

しかし治療薬を使うだけでなく、脂漏性皮膚炎の改善や予防にはホームケアをしていくことも大切です。それぞれの治療方法について、以下で詳しく解説していきます。

治療薬の使用

皮膚科を受診して脂漏性皮膚炎だと診断されると、基本的には「ステロイド外用薬」や「抗真菌薬」などのお薬を処方されます。

まずステロイド外用薬は、皮膚の病気に広く使用されるお薬です。

脂漏性皮膚炎は原因菌の「マラセチア菌」により皮膚に炎症が起き、肌がかさついたり、赤くなったりします。

そこでステロイド外用薬には炎症を鎮める「抗炎症作用」があり、使用することで短期間での皮膚症状の改善が期待できます。

またステロイドというと副作用が多い、怖いなどのイメージを持っている方が多く、使いたがらない方もまだまだいらっしゃいます。

たしかにステロイド薬には幅広い副作用がありますが、それは内服薬として用いた場合の注意点であり、外用薬では塗った部位に起こる局所的な副作用しかありません。

さらに外用薬で副作用が起きたとしてもほとんどは一過性のものであり、正しい対処をすれば治すことができます。

ただし副作用の懸念もあるため、ステロイド外用薬を長期的に使い続けることはありません。

脂漏性皮膚炎の治療としてステロイド外用薬ステロイド外用薬を処方されたときには、医師の説明を聞いて正しい使い方を守ることが大切です。

ステロイド外用薬を使って症状が落ち着いたら、次は抗真菌薬が使われることが多いです。抗真菌薬とは真菌、つまりカビに対して効果的なお薬の総称になります。

脂漏性皮膚炎を引き起こすマラセチア菌にも有効で、副作用も少ないため再発防止として抗真菌薬が有効です。

ビタミン摂取

脂漏性皮膚炎を発症する原因として、ビタミンの不足が関わっていることがあります。そのため脂漏性皮膚炎の予防や改善には、特にビタミンB群を多めに摂ることが有効です。

ビタミンについて、ほとんどの方が"健康を維持するためには欠かせない栄養素"というイメージを持っていると思います。

しかしビタミンが体の中でどのように役立っているのかは、あまり知られていません。

私たちは毎日食事をし、栄養素を摂取しながら生きています。

食品に含まれる栄養素には様々な種類がありますが、私たちの体を動かすために必要となるのが「タンパク質・脂質・炭水化物」の三大栄養素です。

ですが三大栄養素がしっかりと体に吸収され、エネルギーとなるためにはビタミンが必要です。つまりビタミンは潤滑油のような存在であり、元気に過ごしていくために欠かせません。

またビタミンにはたくさんの種類がありますが、中でもビタミンB群に含まれる「ビタミンB2、B6」は脂質の代謝に関わるものであり、ひいては脂漏性皮膚炎の予防や改善をする上でも重要性が高いです。

ただしお酒の飲みすぎや喫煙などの生活習慣はビタミンB群の消費量を増やし、不足を引き起こす原因になってしまいます。

上記のような生活習慣を送っている方は、ビタミンB群が豊富なレバーやうなぎ、さんま、卵、ほうれん草、トマトなどの食品を毎日の食卓に取り入れましょう。

洗浄方法の見直し

脂漏性皮膚炎の症状は頭皮に及ぶこともあり、フケが多くなったり、時として脱毛症状につながったりします。そのため治療や予防には、毎日の洗髪方法を見直すことも必要です。

脂漏性皮膚炎の発症に関わっているのが、人の皮膚から分泌される皮脂になります。

原因菌であるマラセチア菌は皮脂をエサとして増殖し、また皮脂から作られる「遊離脂肪酸」という物質も皮膚によくありません。

そのため脂漏性皮膚炎の症状が頭皮に出ている場合は、洗髪方法を見直して皮脂をしっかり落とすことが重要になります。

洗髪方法について、よくあるのがすすぎ残しのミスです。

髪を洗う時に当然のように使っているシャンプーですが、これは頭皮についた皮脂や汚れを浮かし、その後のシャワーですすいだ時に落としやすくする役割があります。

しかしせっかくシャンプーを使って頭皮の汚れを浮かしても、すすぎを適当に済ませてしまい、シャンプーで頭皮を洗う時間よりもすすぎの時間が短いという方が多く見受けられます。

シャンプーで汚れを浮かせても、しっかりすすぎをしなければ頭皮の皮脂や汚れを落とすことができず、シャンプーと一緒に残ってしまいます。

またシャンプーの洗い残しは頭皮トラブルの元にもなるので、時間をかけて丁寧にすすぐことを意識しましょう。

その他に、最近では抗真菌成分を配合したシャンプーや石鹸なども市販されています。もちろん脂漏性皮膚炎の予防や改善にも有効なため、医師や薬剤師と相談の上で取り入れてみてください。

食生活の見直し

脂漏性皮膚炎の予防や改善には、食生活の見直しをすることも必要です。まず脂漏性皮膚炎を発症するとなぜ皮膚に炎症が起こるのか、それには2つの理由があります。

  • 増殖したマラセチア菌によるダメージ
  • 遊離脂肪酸が皮膚に与える刺激

食生活の内容によっては皮脂の量が増えてマラセチア菌が増殖しやすくなったり、また遊離脂肪酸が作られやすくなったりすることがあります。

そのため食生活に注意をすることも、脂漏性皮膚炎の予防や改善の1つとなります。

ではどのような食生活を意識するといいのか、まずは箇条書きで記していきます。

  • ビタミンB群を含む食品を積極的に摂る
  • 脂っこいものを食べ過ぎない
  • 刺激物を食べ過ぎない

ビタミンB群が脂漏性皮膚炎に良い効果をもたらすことは、前述したとおりです。

しかし脂漏性皮膚炎に良い食生活だけでなく、反対に脂漏性皮膚炎を悪化させる原因になるような食生活もあります。

その最たる例が、脂っこいものや刺激物の食べ過ぎです。

脂漏性皮膚炎の発症に深く関わっている皮脂ですが、その分泌には普段の食生活による影響も無視できません。

特に肉類やバターなど、脂肪分が多い食べ物ばかり食べていると皮脂の分泌量が増えることが知られています。

脂漏性皮膚炎の悪化を防ぐためにも、脂肪分が多い食べ物の食べ過ぎには要注意です。

また脂漏性皮膚炎を発症している方は、辛い物やカフェイン、アルコールなどの刺激物を口にしたときに症状が悪化することもあります。

そのため香辛料やコーヒー、お酒なども脂漏性皮膚炎が完治するまではほどほどにしましょう。

ストレス軽減

脂漏性皮膚炎は、複数の要因が関係して発症する「多因子疾患」と考えられています。

その要因の1つとしてストレスによるホルモンバランスの乱れも関わっているため、ストレスへの対策も脂漏性皮膚炎の予防や改善をしていく上で必要です。

「ストレス社会」と呼ばれる現代、ストレスを避けることは難しいですが、日頃からストレス解消を心がけるようにして上手く付き合っていきましょう。

一口にストレスと言っても、その原因は仕事や学業、人間関係など様々であり、また解消方法も人によって異なります。

ここでは一般的なストレス解消法を挙げていくので、ぜひ参考にしてみてください。

  • ストレスの原因を遠ざける
  • 好きな音楽を聴く
  • よく食べて、よく寝る
  • 家族や友人、恋人に悩みを話す
  • 軽く運動をしてみる

ストレスが多い毎日が続いているときは、"エネルギーの消費を抑えること"と"エネルギーをチャージすること"の2つが重要です。

上記で挙げたようなストレス解消法を順番に試してみて、自分に合った方法を探してみてください。

脂漏性皮膚炎の原因

脂漏性皮膚炎はなぜ発症するのか、根本的な原因は「マラセチア菌」にあります。マラセチア菌はカビの1種になり、人の皮膚に住み着いている「常在菌」の1種です。

基本的にマラセチア菌は無害な存在であるものの、何らかの要因で増殖してしまうと脂漏性皮膚炎を発症させてしまいます。

脂漏性皮膚炎を予防したり、悪化を防ぐためには具体的にどのような原因があるのかを知ることが大切です。

脂漏性皮膚炎の症状

脂漏性皮膚炎は、文字通り皮膚に現れる病気の1つです。鼻の周りや眉間、頭皮など皮脂の分泌が多い部位を中心に、かゆみや湿疹などの症状が現れます。

しかし脂漏性皮膚炎は知名度が高い訳ではなく、発症しても治療をせずに慢性化させてしまう方も少なくありません。

悪化を防ぎ、早期治療を目指すためにも脂漏性皮膚炎の症状についてチェックしてみましょう。

薄毛治療クリニックでの対応

脂漏性皮膚炎は、脱毛症状が起こることもある病気です。

もしも脂漏性皮膚炎を発症して髪が抜けてしまった場合、すぐにでも何とかしたいと思うかもしれません。

髪が抜けて薄くなってしまった場合、効果的な治療を受けられるのはやはり薄毛治療クリニックです。

薄毛治療クリニックでは髪を生やす効果のある治療薬の処方や、「育毛メソセラピー」という施術が行われています。

まず治療薬の中でも特に有名なのが「ミノキシジル」です。

血流を改善する作用があり、使用すると頭皮により多くの栄養が行き渡るようになることで、発毛が促進されます。

また育毛メソセラピーとは、注射器や専用の医療機器により有効成分を頭皮に直接注入させる治療です。

有効成分が毛根に浸透しやすく、さらに毛根を活性化させることで"髪を生やす力"が高まり、薄毛の改善効果が発揮されます。

しかし脂漏性皮膚炎を治療していない段階でこれらの薄毛治療を行ったとしても、十分な効果は期待できません。

まずは皮膚科で脂漏性皮膚炎を治療し、それから薄毛治療クリニックを受診することがベターです。

脂漏性皮膚炎の治療方法についてまとめ

脂漏性皮膚炎はマラセチア菌というカビの1種が原因で起こる皮膚病です。

30~70歳と広い年代の方に発症が見られ、特に男性にかかりやすい病気になります。一度発症すると長引きやすいので、適切な治療を行うことが大切です。

脂漏性皮膚炎は皮膚科の領域であり、一般的にはステロイド外用薬や抗真菌薬を用いて治療を行います。

しかし治療薬の使用だけでなく、脂漏性皮膚炎の発症には普段の生活習慣も関わっていることから、食生活や洗髪方法の見直し、ストレスを溜めないための工夫なども予防や改善をするためには必要になってきます。

また脂漏性皮膚炎の症状の1つとして脱毛が起こることですが、髪が抜けたからといってすぐに薄毛治療を始めるのは得策ではありません。

まずは脱毛の原因である脂漏性皮膚炎を治療し、それから薄毛治療に取り組むことがベストです。

この記事を書いた人 しゅんすけ

まだ20代だけどおでこの方がかなりきている若ハゲ。無料カウンセリングを色々受けてどこで治療しようか悩んでいる最中。父親は40代でツルツル。

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